「モノヅクリ・デザインの未来」(後編)

こんにちは、編集部の原田です。

社内セミナー「モノヅクリ・デザインの未来」の後編。話題は、3人の考える「イケてるベンチャー」、今後の展望などについてです。

前編はこちら

 

イケてるベンチャーってどんな会社?

 medibaはベンチャーではないけれど、マインドセットはベンチャーと通常の企業のあいだくらいにしたいと考えています。いろんなスタートアップを見てきたふたりにとって、「イケてるスタートアップ」ってどんな会社だと思いますか?

土屋 わかんないです(笑)。今日どんな話をしようかと思ったんですけど、medibaが岡さんをCXOにする、江幡さんを代表にするということって、KDDIグループの中で自らイノベーションを起こすべき会社になることを望まれているんじゃないかなと思います。この組織の中でスタートアップっぽいプロダクトを作り出すことが求められているのかなと。

でも、いろいろな大企業がスタートアップマインドをどう醸成するかを模索しているんだと思います。正直言うと、なかなか大企業から生まれるイケてるサービスはあんまりないんです。かと言って、まったくないわけではない。

例えば、いま時価総額1兆5000億円のエムスリーなんかはソネットの子会社なんです。まったくないわけではない。社内にどういう文化を醸成していくかだと思っています。イントレプレナーがたくさん生まれて、それらの失敗を許容する会社がイケてるベンチャーなんだろうなと。昔は部長以上のレイヤーで頭の固い人が多かったんですけど、江幡さんのような人がトップに立つ企業が増えてきているので、ここからの10年は期待できるんじゃないですか。

 

デザイン・モノヅクリのこれから

土屋 そうだ、参加者の職種は? あと、新規事業やりたい人は?

パラパラとしか上がらない手を見て土屋氏は「もっと増やしたいですね」とポツリ。

ここで岡が問う。

 medibaはいろいろな事業がある会社。メルカリさんのようにひとつのサービスに特化するような会社ではない。だから、従業員の育成を考えた時に、ひとつを伸ばすのは意味がないと思いました。そこで、「創る人をつくる」ということを掲げています。デザインやモノヅクリというものは今後どのようになっていくと思いますか?

すると土屋氏は、再び観覧するmedibaの従業員に問う。

土屋 デザインに対する社内の風潮が変わってきていると感じる人は?

今度は先ほどよりも明らかに多くの手が上がった。

これはすごい状況だと土屋氏。

土屋 デジタルのデザイナーの地位が上がった一番大きなきっかけはiPhoneの登場。というかスマートフォンですよね。あれがデザインの転換期だったといまだに思います。デザイナー的な考えで事業を作ろうというデザイン思考の浸透とスマートフォンの登場が重なったんです。

スマートフォンが変えたことは、人と端末のタッチポイントの増加。昔はタッチポイントが1日2回しかなかったので、会社や学校ではパーソナルなデバイスを触ることがなかったけれど、スマートフォンの登場から、人は実に6秒ごとに端末に触るようになり、タッチポイントは爆発的に増加しました。

土屋 その中で人々が使いたいと思うものは、いままでは機能性や使いやすさでしたけど、それが「使いたくなるような価値、感情」、さらに「いかに共感を呼ぶか」が重要視されるようになってきました。そして僕が起業してからの7年間は、欧米でデザイン会社が大きな事業会社に買収されまくるという状態になっています。それくらいデザインが重要になっています。日本でも当然そうです。僕は2011年にGoodpatchを立ち上げて、UIデザイナーの募集をかけましたけど、当時ファインドジョブとかでUIデザイナーを募集していたのはうちだけです。

 いまはどうですか?

土屋 デザイナーの募集はほとんどがUI/UXデザイナーじゃないですか。逆にWebデザイナーの募集がほとんどないような状態です。

年収にも差がついています。欧米のデザイナー職ではグラフィックデザイナーが一番低くて5万ドル、Webのデザイナーが6万ドル、UXデザイナーは9万ドルです。この流れは日本にもくると思っています。いままで絵を描くだけだったデザイナーは、ユーザー体験を描くことを求められます。逆にこれまで企画職と呼ばれていた人たちがUXデザイナーにコンバートする時代が来るはずです。

人材バリューが変わります。

今後はUXデザインプロセスを学んで、ユーザーインタビューをこなして、改善策を提案する。そういうことが求められます。実は本質は変わらないのですけどね。昔のように上から「こうしなさい」とユーザー無視で始まるプロダクト開発はなくなります。

 

息を吸うようにユーザーリサーチをする

 僕が作りたい文化は「リサーチ文化」だったんです。medibaでもまだやりきれていません。でもGoodpatchは息を吸うようにユーザー調査から入りますよね。どうしてそういうことができたのですか?

土屋 なぜ……というか、普通なんです。もう、そういう会社なんですよね。僕らは再現性を考えています。デザインの仕事は属人化しがちですけど、それぞれが属人的にやっていると効率が下がります。Goodpatch社内のナレッジシェアはかなり活発だと思いますよ。

esaというツールを使っていますが、「息を吸うように」ドキュメントを残すんです。同時並行で30プロジェクトくらいやっているので、まずそこの情報共有。自社プロダクトの情報共有、それから東京とベルリンとの情報共有がありますので、血が通った情報共有ができていないと本当につらいです。

会社でいうと、50人から100人になるところが一番つらかったですね。正直に言うと崩壊しかけたのですが、その時に「うちの価値はなんだろう」と再確認したんです。それから独自価値の一つであるナレッジシェアのために一人あてて、社内のナレッジをキュレーションしてもらいました。

例えば半期に一度、プロジェクトレビューをやります。2週間かけて全部やるんです。ひとつあたり1時間かけてスライド100枚作って、何をした、どんなインタビューをした、そのアウトプットにどんなプロセスを経たのか……。もちろんその資料は全社に共有しますし、直接レビューを見に来ることもできる。こうすることでナレッジがナレッジを生むようになります。

 土屋さんはマネジメントをデザインしようとしていますよね。

土屋 いま、マネージャーが成長していて、かなり強力になっています。デザインをやるうえで、マネジメントポジションは絶対に必要になるんですよ。

 でももっともマネージャーをやりたがらない職種はデザイナーの人たちですよね(笑)。

土屋 元々デザイナーはものを作りたい人たちなんです。でも、それを使う人がいるんです。作る人も使う人であって、その「人」をつくる仕事なんです、マネージャーは。

マネージャーって普通は経験者しか雇わないんですけど、そもそも僕たちのUI/UX領域の経験者って少ないので、未経験でもキャッチアップするんです。なので、これまでモチベーションのある人を育ててきました。ものづくりよりも人づくり。人をつくるのが僕にとってのデザインになっていますね。

作る人で「パフォーマンスを上げる環境づくりができる人」のマーケットバリューは上がりますよ。なにしろみんなやりたくないから(笑)。

そこでもGoodpatchは再現性を持たせたいと思っています。僕らはReDesignerというデザイナー向けのキャリア支援サービスをやっているんですけど、僕たちはデザイナーを必要としている企業にめちゃくちゃ深くインタビューしているんです。普通の求人情報って、年収がいくらとか福利厚生がどうとかっていうものだと思うんですけど、僕らは会社の組織図の中でデザイナーはどういう位置づけなのか、それをマネジメントしている人はどんなバックボーンなのか、というようなデザイナーが求めている項目をかなり作っているんですね。そうしたらそれがデザイン組織のデータベースになるんです。うまくいっているのはどこで、それはなぜなのかを考えることができます。

 うちのデザイナーの皆さん、転職しないでね……(笑)。

 

ふたりの今後の展望

江幡 世の中の流れがすごく変わっていて、昔はものがあるかないかの時代がありましたけど、いまは手に入れているかどうかはもうあまり関係ないですよね。手に入れて、そのうえでどうするかが求められていると思っています。

体験価値を最初から最後まで作り出すことですよね。KDDIだけでそれを全て実現することは難しいかなと考えました。そこはベンチャーと一緒に作っていけばいいかなと考えたんです。medibaは自分たちでできると思っています。その方向に行動していくことを考えています。

土屋 デザイン会社として初のIPOを目指しています。そういう会社、ないじゃないですか。そこをゴールにするつもりはまったくないのですが、うちみたいな会社がパブリックなマーケットで認められることは、日本のデザイン業界にとっていいことだと思っています。先日も、ある広告代理店の人と話していて、クリエーティブの会社で10年越えてやり続けている会社はなかなかないという話題になりました。うちのように、ある程度の規模で、グローバルで、クオリティーの再現性も保ちつつやるのはかなり前人未到だと思っています。でもその中でやり続けたい。

あとは社内から生まれたプロダクトをマーケットで当てたいですね。それと、関わった会社にデザイン文化を浸透させていくということをやりたいです。先日、社内で話したのは「デザイン・ドリブン・カンパニービルダー」を目指そうということです。デザイン・ドリブンな会社をたくさん作っていくというのはひとつの方向性として考えています。

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モノづくり企業への変革を目指すmedibaにとって、国内屈指のデザインカンパニーの代表者である土屋氏の話は強烈なインパクトを残しました。

今後、よりユーザーに寄り添うサービスの価値が高まるでしょう。その中でCREDOに「All for User」を掲げるわれわれmedibaが、いかにユーザーをHAPPYにさせるサービスを提供できるか……。すべてのヒトに愛される「Life Innovation Company」になるべくモノヅクリに励むとともに、各界で活躍する方を招いての講演の実施・発信を続けてまいります。

mediba’s CREDO

「モノヅクリ・デザインの未来」(前編)

こんにちは、編集部の原田です。

2018年9月12日、medibaでは社内セミナー「モノヅクリ・デザインの未来」を実施。本セミナーはGoodpatch社の代表取締役社長兼CEO 土屋尚史氏と弊社代表取締役社長 江幡智広によるパネルディスカッション形式で進行し、ファシリテーターを弊社CXOの岡 昌樹が務めました。

本セミナーは岡が土屋氏に「mediba社員向けにデザイン業界、Goodpatchのデザインカルチャーについて語ってもらいたい」として企画したものですが、さらにKDDI時代に多数のベンチャー企業と接してきた江幡が加わるということで多くの従業員が観覧するこれまでに例を見ない規模の社内セミナーとなりました。

 

波乱万丈のGoodpatch創業

「飲みながらやりたい」という土屋氏の希望で登壇者・観覧者ともにお酒を手に臨んだセミナーの第一声は、土屋氏の「乾杯!」の音頭から始まりました。

 medibaはCREDOをこの4月に更新しました。一番の特徴は「広告」という言葉をなくしたことです。そういう意味では会社としての過渡期を迎えている。その中での本講演となります。

と話を振ると、それを受けて土屋氏がこれまでのキャリアを語ります。

土屋 会社(Goodpatch)を立ち上げて丸7年になります。僕は起業した27歳まで3社経験しているのですが、最初は大学を中退して最初が大阪のITベンチャーで営業、東京のフィードフォースで営業、大阪のWeb制作会社でWebディレクターをやっていました。そこから突如会社をやめてシリコンバレーにいくことにしたんですね。しかも当時すでに結婚していて、子どもがまだ8ヶ月の時にです。

このエピソードはすでにいくつかのメディアでも語られているものですが、この場ではもう少しその内実を語ってくれています。

もともと起業志向を持っていた土屋氏でしたが、27歳の時に祖母が残してくれた定期預金が手に入ったのだそう。それを「いま起業しろ」というメッセージと捉えて取った行動は……、「起業家の話を聞きまくる」こと。

その中で出会ったひとりが、ディー・エヌ・エーの現代表取締役社長 南場智子氏です。

当時、月の半分をシリコンバレーで過ごしていた彼女の話で感銘を受けたのが「最初から世界展開を見据えているシリコンバレーのような会社に、スピードでかなうはずがない。これから起業するのであれば、多国籍軍をつくりなさい」というもの。その話を聞くやいなや、英語も話せない、コネもない中シリコンバレー行きを決意したのです。

 でも、ご家族は大丈夫だったの?

土屋 妻は信じていなかったです(笑)。だって知り合いもいないし、英語もしゃべれない。そもそも海外に行ったこともないのですから。ただ、IT系のイベントに参加すればその中の誰かしらはシリコンバレーに知っている人がいるだろうと思ってイベントに出まくりました。そうしたらチャットワークの山本さん(ChatWork株式会社 代表取締役CEO山本敏行氏)がいたんです。シリコンバレーの会社に知り合いがいないかと聞いたら、「サンフランシスコの会社なら一度だけご飯を食べた人がいる」と紹介してくれて面接が決まったんです。しかも出発の日は3月10日。東日本大震災の前日です。1日遅れていたら僕はシリコンバレーには行けなかったんです。

さらにすごいのが、英語がまったく話せなかった土屋氏が面接で受かってしまったこと。それにはこんな理由が。

土屋 面接してくださったエクスペリエンスデザイン会社Btrax CEO兼創業者Brandon K. Hill氏が、最初から日本語で話してくれたので、面接は英語でしゃべる必要がなかったのです。向こうは「こんなところまで来るやつがまさか英語を話せないわけがない」と思っていたようで、受かったあとにめっちゃ怒られました(笑)。

 

サンフランシスコにWebディレクターはいなかった

土屋 僕の日本での最終職歴はWebディレクターでした。顧客折衝、コンテンツ企画、進行管理、情報設計、アートディレクションまで、サイトを構成する各要素の進行管理を行う人ですね。発注だったり調整だったり。でも向こうにそんな肩書や役割の人はいなかったんです。俗にいう「Director(ダイレクター)」ってタイトルの人は経営者だったりするわけです。

自分がやっていたことはすべてデザイナーがやっていたんです。そこで初めて気づいたのが、こっちではデザイナーの役割が全然違う。日本ではポジションや給与の低い存在だったデザイナーの地位がめちゃくちゃ高いんですよね。

スタートアップのベータ版サービスのUIのクオリティーも、ものすごく高い。当時の日本のサイトといえば、PCのWebサイトをスマホに押し込んでいただけの時代です。僕はそれに衝撃を受けました。それで、UI/UXデザインを専門にやる会社を作りたいなと思ってGoodpatchを立ち上げたのです。

 

mediba江幡 智広のキャリア

江幡 僕は2000年に当時のライフデザイン事業本部に配属されてから異動もなくずっとベンチャーと向き合ってきました。土屋さんとは接点はあったけど、実はしっかり話をするのは初めてですよね。あと、KDDIの外に出たのも初めてです(笑)。

土屋 スタートアップ系の仕事を江幡さんがやるようになったのはどうしてなんですか?

江幡 オタクだったんですよ、僕。当時AppleにしろAndroidにしろ、まだ日本にデバイスが流通していなかったころから海外のアプリケーションを触りまくっていたんですね。そういうのを現社長が僕のことを発見して、「あいつはきっと会社の中ではまともな仕事をしない」と思われたのでしょうね。それで外向きの仕事をやるようになりました。

土屋 iPhoneが出た当時、KDDIとしてはどう思っていたんですか。

江幡 飯田橋オフィスにいたみんなは否定的でしたよ。「あんなものは売れない。ガラケーが最高だ」って。そういう時に僕はiPhone 3GSを買って「なんて便利なんだ」と感動していました。

土屋 反逆者じゃないですか(笑)。KDDIグループの会社を前にしてこの話をするのはあれですけど、僕はボーダフォンからソフトバンクになった瞬間にソフトバンクに変えて、「iPhoneはソフトバンクから出る」というのがヤフーニュースに出た時にガッツポーズしました(笑)。

江幡 僕は当時Googleさんの担当だったんですよ。ガラケーで国内初の検索エンジンを入れるということをやっていて、Appleよりも遅れていたAndroidをどうにかしたかったんです。

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あらゆる障害を次々に乗り越えシリコンバレーにわたり、明確な意思とスピード感でGoodpatchを立ち上げた土屋氏。一方で、自身の感覚で時代の潮流をとらえ、スマートフォン市場で新たな挑戦にいち早く取り組んできた江幡。後編では彼らが考える「イケてるベンチャー」とはなにか、デザインやものづくりはこれからどうなるのかについて語る様子をお届けします。

東京ゲームショウ 2018に出展! 専門セッションを開催しました

こんにちは。広報の木越です。

2018年9月21日、auゲームとして東京ゲームショウ2018へ出展、TGSフォーラム スポンサーセッションとして「スマートフォンゲームとファンコミュニティの歩み <2016~2018>」と題し、専門セッションを開催しました。

東京ゲームショウは今回で28回目となる、国内最大のゲームのイベントで、毎年ゲームのファンやゲーム業界の方々などが国内外から訪れます。今回のテーマは「新たなステージ、開幕。」、eスポーツ専用のエリアが設けられ、パブリックデイには国内人気のタイトルが集結、トッププレーヤーたちの熱い戦いが繰り広げられました。

medibaでは、今年の3月からスマートフォンゲームに関する勉強会「Game Genius Gathering(G3)」をスタート(G3の様子はこちら)。われわれも学ばせていただきながら、ゲーム事業に携わる皆さまの勉強と交流の場になればと思い開催しています。今回の出展はその第3回となり、より多くのゲーム事業関係者が集う東京ゲームショウで、“出張版”としての企画です。

今回、auゲームの東京ゲームショウ出展を担当したのは、エグゼクティブプロデューサーの齋田です。齋田はハドソン(現コナミデジタルエンタテインメント)、スクウェア(途中からスクウェア・エニックス)、ヤフーにて一貫してゲーム事業に携わり、業界歴20年以上、制作、企画、運営はじめ、その他にも多工程を経験する人材として、今年の1月からmedibaにジョインしました。「ユーザーの好奇心に応え続けたい」、「ディベロッパーの可能性を信じ続けたい」、「ユーザーとディベロッパーが尊重し合う関係を目指し貢献したい」とゲームへの熱い情熱を語る、「当時の“ゲームボーイ(少年)”がそのまま老けただけの“ゲームおやじ”」(本人談)です。

その齋田に企画協力をしてくださったのは、株式会社MOTTO佐藤基様。佐藤様ご協力の元、パネリストに株式会社ディー・エヌ・エーより『逆転オセロニア』プロデューサー香城卓(けいじぇい)様、NHN PlayArt株式会社より『#コンパス 戦闘摂理解析システム』プロデューサー林智之様、株式会社セガゲームスより『共闘ことばRPG コトダマン』プロデューサー中村たいら様、モデレーターには株式会社シシララ安藤武博様という超!超!豪華なメンバーが集結してくださいました。

左から安藤様、香城様、林様、中村様

香城様は『逆転オセロニア』全国ファンミーティング行脚のお話、林様は同じく『#コンパス』で全国を回られたニコニコ町会議イベントのお話、中村様は『コトダマン』におけるTwitterでのファンとの触れ合いのお話をベースに、それぞれユーザーとのコミュニケーションをいかに大切にされているか、さらにユーザーに長く楽しんでもらうため何故それが重要なのか、語り合ってくださいました。

コミュニティでは、運営側とファンという接点ももちろんのこと、ファン同士のつながりもできます。運営とファン、ファンとファン、ヒトとヒトとのつながりこそが、ゲームとの結びつきを強くし、またヒトとヒトとが対話をすることによって、数字などのデータだけではない、ファンの姿が見えてくるのだそうです。

ファンを知るからこそ次に何をすべきかがわかる、ファンへのアプローチに失敗しては長く愛してもらえないのである、ということを口々におっしゃっていました。medibaもAll For UserをCREDOに掲げていますが、徹底したユーザー視点はとても勉強になりました。

登壇者の皆さまのお力により、今回のセッションは立ち見が出るほどの超満員。終了後に記入いただいた来場者アンケートでも、「ユーザーとの対話方法を担当者の視点で聞ける貴重な機会でした」「自分じゃ聞けないぶっちゃけた質問をしてもらえたのがよかったです」などのご感想をいただきました。

これからもauゲームは、ゲームを愛するすべての皆さまがHAPPYになる世界の実現に向けて、活動してまいります。

左から齋田、佐藤様、香城様、安藤様、林様、中村様

auゲームはこちら

「ありがとう」から始まるコミュニケーション
~ピアボーナスがmedibaに与えたもの~

medibaでCREPOがスタートしました!

 編集部の原田です。

2018年8月1日よりmedibaでは新たな社内制度としてCREPOがスタートしました。制度名は、medibaが表明しているCREDOとPOINTを組み合わせた造語ですが、これは社員同士で、日頃の感謝を給与に反映するボーナスとして送り合うことができるシステムです。一般的には「ピアボーナス」と呼ばれていて、多くの企業が取り入れ始めた制度として徐々に注目度を高めています。

 

ピアボーナスとは?

そもそも「ピアボーナス」ってどんな制度なのでしょう?

ピア【peer】とは、同僚、仲間、友人という意味。WEB業界ではよく耳にする通信方式のP2P(Peer to Peer)も「ピア」を使った用語です。

そしてボーナス【bonus】とは言わずと知れた賞与、特別手当のこと。

つまり、ピアボーナスとは「従業員同士で贈り合える報酬」のことなのです!Googleが社員を評価する仕組みの一つとして採用していることから有名になりましたが、ピアボーナスを実現するFringe81株式会社のサービス「Unipos」を中心に日本国内でも採用事例が急増しています。medibaのCREPOも、この「Unipos」によるものです。

Unipos公式サイト

 

どうやって使うの?

medibaでも「CREPO」と名付けたピアボーナスを、以下のようなルールで開始しました。

・従業員すべてに1週間につき400ポイントが付与される

・従業員はその400ポイントをコメントと一緒に自由にほかの従業員に送ることができる

・1ポイントは3円に換算され、当月の取得ポイントが翌月の給与に反映される

・送るコメントとポイントは従業員すべてが見られるオープンな場で行われる

・投稿されたすべてのコメントには他の従業員が拍手(1拍手=各人に1P)できる

また、どんなときに送るのかについては、⽇々の業務の中で「medibaが掲げるCREDOのValueに沿った⾏動に感謝したとき」にCREPOを送りましょう、としています。

 

ピアボーナスを使ってみて

スタートして約2ヵ月、早速効果が現れてきたのでいくつかご紹介します。

1.「ありがとう」でコミュニケーションの活性化

▲実際のやり取りから代表的なものを抜粋①

チームで動くことが少ない人や在宅勤務が多い人は、他のスタッフとの直接的な関わりはもちろん社内チャットツールを用いても交流の機会がどうしても少なくなってしまいます。が、そんな人たちも「ありがとう」というポジティブな言葉と一緒にポイントを送ることで、社内のコミュニケーションが少しずつ活発になってきているようです。

誰でも「ありがとう」と言われればうれしいものです。CREPOをきっかけに自然なコミュニケーションに変換していくことが大事ですよね。そしていまはその様子もうかがえるので良い変化が起きていると言っていいでしょう!

2.社内の動きを目で追えるようになった

▲実際のやり取りから代表的なものを抜粋②

現在medibaには431名(※2018年7月現在)のスタッフが在籍していますが、これだけの人数がいると、誰がどのような業務をしているか、なかなか把握ができないものです。「あの人、よくすれ違うけど何やっている人なのかな?」「あのプロジェクトには誰が関わっているのだろう?」などなど……。

なかなかその人の動きやプロジェクト内部の動きは見えづらいものですが、CREPO内のやり取りはすべての人が見られて、その内容も業務に関するものが多いので、「この人はこんな仕事も」してたのか、ということを知るきっかけになるという声があがっています。

代表取締役の江幡にも実際に使ってみた感想を聞いてみました。

「本当にちょっとした事でも『感謝』という前向きなコミュニケーションができることって素晴らしいと思います。導入してからは1日1回、『今日は嬉しい事があったかな』と考えるようになりましたし、なによりも従業員みんなのCREPO投稿を見るのが楽しいんですよ。会社の中でもこんなにいっぱいのCREPOイオンが発生しているんだなぁ。一人じゃできなくても、チームとしてやり遂げられる事がたくさんあるって確信しました。」

運用開始から約2カ月経ち、いくつかの課題も見え始めてきました。それでも、ひとつずつ課題をクリアしていき、社内のスタッフにHAPPYを、そしてその先にいるすべての人にもHAPPYを届けられるようCREPOを育てていきます。

mediba’s CREDO

’18 Family Day開催☆

こんにちは。広報の木越です。

9月15日(土)、medibaの恒例行事であるファミリーデーが開催されました。今回はその様子をご紹介します。

ファミリーデーは、日頃お世話になっている、mediba社員の家族や友人を招待し、medibaという会社を知っていただきたい、日々働くことができている感謝の気持ちを伝えたい、という思いで2014年に初めて開催し、以降2015年、2016年を経て、今年で4回目となりました。
(2016年の様子はこちら

本イベントは社内行事の中でも社員の期待度が高いため、今年の運営メンバーたちは、かなりのプレッシャーを感じていたそうです。

「medibaを知ってもらうって事業?それとも雰囲気?」

「仕事に関係することを体験してもらうのはどうだろう」

議論を重ねた結果、今年は、子どもたちが「お仕事って楽しいね、すごいね、かっこいいね」と未来へ夢を膨らませられるようなファミリーデーを目指すことになりました。

ファミリーデー運営メンバーの野坂(左)と狩野(右)

さて、当日。

朝はあいにくの雨模様でしたが、ファミリーデー開始時刻に間に合わせるように、お昼ごろにはやみました。

受付に入ると、優しそうな(?)二人がチェキを撮ってくれます。ハイポーズ!

そしてなぜかその様子を撮影する社長の江幡…。

今日は江幡をはじめ、medibaの幹部も家族を連れて参加します。全体の案内を担当しつつ、家族もエスコートする取締役の丹野。

キッズコーナーには、執行役員の岡の姿も。子どもを前にするとお父さんの顔になりますね。

今年の目玉コンテンツはARとVRの体験コーナー。特にAR体験はARシューティング「恐竜ハンター」だったので、特に男の子たちに大人気でした。

VR体験は人気アニメや動物園をテーマにしたもの。機器の特性上、小学生以上が対象となっていましたが、子どもを待たせ自分が先に体験しようとするお父さんが続出しました(笑)お、お父さん…お子さまたちがひいています…

お仕事体験コーナーでは、実際に業務で使っているメール配信システムから、お父さんお母さんにメールを送ります。担当の社員と一緒にとても真剣に取り組む姿。将来はお父さんやお母さんと一緒にお仕事ができるかもしれませんね。

キッズ体験ゾーンの会議室エリアを抜け、執務室へ入ると、何やらなぞなぞが書いてあります。

いとをつけて、そらにあがるうみのいきものってなに?

「さあ、答えがわかるかな?」

「…わかった!たこだ!」

正解すると葉っぱのシールがもらえます。何に使うのかな?

あら?またなぞなぞがありました。

矢印の通りに進みながら、次々になぞなぞを解いていくと、最後は「枝だけの木」にたどりつきました。もらった葉っぱシールを枝にペタリ。みんなで緑の木を育てるコーナーでした。

「最後までよく頑張りました!」
ゴールではお菓子のご褒美がもらえます。

最終到達地点の休憩スペースでは、軽食とmedibaが運営している農園、「柏ファーム」のとれたて野菜たちがお出迎え(柏ファームについてはまた今度ゆっくりご紹介しますね)。

柏ファームの野菜はとてもおいしいので、社内ではいつも争奪戦です。特に人気のトマトとオクラは、この日もあっという間に完売でした。

大人たちが休憩スペースでゆっくりしている一方、子どもたちはひろーーーい執務室スペースにじっとしてはいられず、鬼ごっこやかくれんぼ!今日会ったばかりなのに、子どもたちにそんなことは関係ないのですね。大人が遊びを提供しなくても「遊ぼう!」「(ホワイトボードに)お絵描きしたい!」「電車が見える!○○線だよ!」と集まり、楽しみ方を見つけます。Just Create!子どもたちは遊びをつくる天才ですね。

ファミリーデーもそろそろおしまい。運営メンバーたちが声をかけ始めると、とてもすてきな出来事が起きました。

なんと!!

子どもたちが撤収作業を進んでお手伝いしてくれたのです!

壁や床に貼られた、順路を示す養生テープを「これ、ちょっと取りにくいね」「やばいやつだね」なんて言いながら次々にはがし、重い椅子も「重いよ、二人で一つでいいよ」という大人の声に、「大丈夫、大丈夫」と笑って、一つずつ担いでくれました。Be BeautifulでありOwnershipですね!おもてなしをするつもりが、反対に子どもたちから感動をもらいました。

最後に子どもたちにインタビュー。「楽しかったことは何ですか?」

「全部!」

「片づけ!」

「かくれんぼ!」

「(にやり)」

とてもいい笑顔で帰って行くご家族の皆さんを見送りながら、私まで温かい気持ちになりました。悩みながら準備をしてきた運営メンバーたちも、オフィスの様子やお仕事体験に目を輝かせる子どもたちの様子を目にして、ファミリーデーの成功を感じ取ることができたと思います。

ファミリーデーにすてきな彩りを添えてくれた子どもたち。本当は子どもたちに「お仕事って楽しいね、すごいね、かっこいいね」と感じてほしい、と企画をしたはずでしたが、自ら発想し、片づけも含めて進んで参加、そしてその全てを楽しむ子どもたちの様子から、逆にわれわれ大人の方が大切なことを教わったような気がします。これぞまさにmediba’s CREDOの神髄!子どもたちに負けないようわれわれも頑張らなくては!

「ヒトに“HAPPY”を」

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mediba’s CREDOを新しくしました!
~新mediba’s CREDO誕生秘話~

こんにちは、編集部の小澤です!

暑い夏が過ぎ去り、すっかり秋となったタイミングではありますが、お伝えしたいことがございます。実は、medibaは今年の4月に新しいステップへと向かうべく、medibaで働くすべての人が共有すべき価値観である『CREDO』を刷新しました。

今回は、弊社がどうしてCREDOを新しくすることになったのか、そしてそこに込めた思いを少しだけご紹介させていただきます。手前味噌ではありますが、新しいCREDOはこれからのmedibaをあらわすとても良い内容になったと思っています。

関連記事:中国企業のミッション、ビジョン、バリューを調べてみました

今回話を聞いたのは、新CREDO策定プロジェクトを取りまとめた、コミュニケーションデザイン本部 本部長の田口和也です。

まずはなぜ、CREDOを変更することになったのか。

弊社は2013年10月に初めて『CREDO』というものを作りました。内容は「ヒトに“HAPPY”を。」というMissionを起点に「ヒトとしてどうあるべきか」という内容が主体となったものでした。

CREDOが誕生してから3年後の2016年。CREDOについて話し合う、社内横断ミーティングの複数グループから「今のmedibaとCREDOにギャップを感じる」という声が起こり始めたのです。田口をはじめ、当時の経営陣は「これからのmedibaの成長を考えたときに、CREDOを見直す時期なのでは」と感じ、動き始めました。

CREDOを刷新することが決まってから、発表までの1年間はまさに「怒濤の日々」。まずは社内横断ミーティングで社員が本当にCREDOに違和感を持っているのか、CREDOについてどのように考えているのかを、グループごとに意見を吸い上げて集約。会社がより良い方向に変わっていくことに対して前向きなメンバーの中から、希望者を募り、新CREDO策定プロジェクトを立ち上げました。

本当に形になったのは全社員へと発表するほんの数日前。特に3月の中旬以降はメンバー全員が夜遅くまで考えて、どんな文言がふさわしいのか、会議中など日々仕事をする中できちんと使える文言や内容はどんなものなのか、10以上もある案を1つ1つ検討しては練り直すことを繰り返しました。

そうして1年以上の期間をかけて出来上がったCREDO。

策定するうえで、一番大切にしてきたことを改めて田口に尋ねると

「社員一人一人の思いですね。medibaを成長させるために、その成長をつくる一人一人の言葉を大切にしていくこと。ただ、作るだけなら『標語』になって使われない。腹からしゃべれるものを大切にしました。

みんなが使いやすいようにキャッチフレーズの案を集約していく中で、この言葉で本当にみんなの気持ちを網羅できているのか。違和感なく使える言葉なのか。キャッチフレーズも今よりもっと難しい英単語や、単語数が多い案があって、それだと覚えられないね、など話しながらブラッシュアップしていく作業が大変でしたね。」

と苦労も明かしてくれました。

新しいCREDOが発表されてから、今日までの間に社内からは賛否もありました。それでも田口は着実に社内に根付いていく様子を感じていると言います。

「まだCREDOが新しくなってから日は浅いですが、社内で使ってもらっていると感じている。それに、草の根活動として有志が集まっている『浸透プロジェクト』も活動しているので、ポスターやTシャツを作成するなど、社員の間で自発的に浸透し始めている。まだまだ十分ではないけれど、これから広がっていくところです。」

medibaにCREDOができてから約5年。新旧CREDOで一番の違いは何でしょうか。

「行動をベースにした、というところが大きいですね。前も今も『ヒトを大切にしよう』というところは変わっていません。ただ、前は『ヒトとしての在り方』に重点を置いていました。今回はそこから一歩前へ進めて『ユーザーのためにもっと行動していこう』としていることが大きな違いですね。」

CREDOは企業の「人格」をあらわすものです。ユーザーに対して暴利を貪るような人格であってほしくない。medibaを取り巻くすべてのヒトを「HAPPYにしたい」という思いが、Mission、Vision、Valueに紡がれた言葉1つ1つに込められています。

最後に、田口の一番好きなCREDOを聞いてみました。

「一番好きというか、気に入っているのはValueに掲げている『Be beautiful』ですね。medibaは多様性というものを非常に大切にしている会社なので、会社の中で、それぞれの価値観を尊重しあいながら、ヒトとして美しい行動をする。会社のメンバー、パートナー、ユーザーなどmedibaにかかわるすべてのヒトに『美意識と矜持』を持って活動していきたいという意味を込めました

medibaはまだまだ新しいステップを踏み出したばかりです。新しいCREDOという『道しるべ』に向かって社員一同、まい進してまいります。

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新「mediba’s CREDO」の全容はこちら

 

目指すはイルカ!?海を愛する男に聞く、素潜りの魅力とは?
~HAPPYの秘訣①趣味編~

広報の初鹿野(はじかの)です。medibaのことをもっともっと知っていただくため、「社員の魅力を伝える企画」を考えていたところ、うちの会社って面白い趣味に打ち込んでいる人が多いな、ということに気づきました。

業務のことや、仕事上の信念が切り口になる社員インタビューってたくさんありますよね。でも、趣味を切り口に、その企業で働く社員の価値観に迫る方式は、あまりない気がしています。むしろこういったプライベートに関する発信の方が、個性豊かなmediba社員の魅力をより伝えられるのではないでしょうか!

…と、少々強引ですが、新企画「HAPPYの秘訣①趣味編」スタートします。

 

初回は、auスマートパスのWebディレクターとして活躍されている野島 哲也さん。とても気さくで話しやすく、いつも周りを明るくしてくれる野島さんの趣味とは……、なんと「素潜り」!

素潜りとは、スキューバなどの水中呼吸装置を使用せず、自分の息だけで潜水することです。日本では海女さんが有名ですね。

今回は野島さんが素潜りを始めたきっかけや魅力、今後の目標など、あらゆる質問を投げかけていきたいと思います。

 

きっかけは、映画「グラン・ブルー」

――素潜りを始めようと思ったきっかけは何ですか?

野島 「グラン・ブルー」というジャック・マイヨールをモチーフにした映画の影響で、学生時代からフリーダイビングに興味がありました。ヨーロッパでは古くからフリーダイビングが盛んで、当時人間の潜れる限界が30mといわれていた時代に、フリーダイビングという競技を通じて、ライバル同士が果敢に深度へ挑みながら友情が育まれていく…。そんな物語と出会い、なんとなくですが、海に潜ることへの憧れを持っていました。そして、32歳の夏、初めて訪れた八重山の海で泳いだ際にパーッとスイッチが入り、フリーダイビングの世界に足を踏み入れちゃいました。そこからが沼の始まりです…(笑)。

――そこからどうして素潜りに転向したのですか?

野島 当時はより深く潜りたくて、自分なりにいろいろなトレーニングを積んでいました。例えば有名なトレーニングでいうと、肺を柔らかくするために横隔膜をストレッチしたり、お風呂の中で息を止める練習をしたり…(危ないのでマネはしないでね)。そんなことを一生懸命やっていた時期もありました。でも、「もっと人より深く潜りたい」という競争心が目的になっていることに気が付き、自分が本当にしたいことは、そういう競技的要素なのか…?なんて悶々とする日々が続きました。そんな時、純粋に海と対峙しながら素潜りを楽しんでいる仲間たちと出会ったことで、そちらにハマってしまったのです。今はそんな彼らと新しいスタイルの素潜りを模索しながら遊んでいます!

――素潜りの1番の魅力は何ですか?

野島 当たり前だと思っていた自然の現象を実体感できるところですね。それまでは自然というものを漠然と感じながら生きてきたのですが、素潜りを始めてからは、自分もその中で生かされているということを強く意識するようになりました。海も山も空も…すべてがつながっていて、それらが影響し合うことで世界が成り立っているということを、頭だけではなく全身で感じられることはとても面白いですね。あとは、単純に新しい泳ぎ方を生み出したときはうれしいです!

 

目指すは「イルカ」!新しいスタイルの模索

――先ほど「新しいスタイルの素潜り」を考案中とお伺いしましたが、それはどんなものですか?

野島 僕たちが目指しているのは「イルカ」です。いかに長く泳ぎ続けられるかということを追求しています。さらには横にも縦にも泳いだりして、「イルカみたいに自由に泳ぎたい」というところを最終目標にしています。潜水技術だけでなく、息継ぎもすごく重要なので、水泳やシンクロの選手だけでなく、クジラやイルカからもヒントをもらいながら練習しています。泳ぐ場所も重要で、御蔵島で見たイルカのように波や海流に乗ってみたり、それに見合った形に調整したりしています。

イルカってすごく綺麗に泳ぐじゃないですか。究極は「水生生物」を目指したいなって思っています(笑)。

ちなみに僕たちには「Breach」というチーム名があります。クジラが水面で大きくジャンプする行動のことを「ブリーチング」って言うのですが、それが由来です。

…あれ、イルカじゃないですね(笑)。

 

タツノオトシゴとの出会い

――心に残っているエピソードはありますか?

野島 毎週海に出ていると、時折すてきな出会いもあったりするんですよ。ほら、この動画を見てください!

元旦の冷たい海水のなか、パンイチで泳いでいたら突然現れて、指を出してみたら、こうやってくるっと巻きついてきて……、もう寒さも忘れて「写真撮らせて!」みたいな(笑)。

 

今後の挑戦は伊豆半島一周!

――今後挑戦してみたいことはありますか?

野島 近い目標としては、仲間と一緒に伊豆半島を泳いで一周してみたいですね。けっこうな距離があるので、何日かに分けて「今週はここまでいったね、次はここから…」という感じで回れたら楽しいよねって話しています。もちろん、道中はカメラで動画の記録をしながら。そして撮りためた水中映像にイカした音楽を載せたり、うまく編集したりして……。

プロのカメラマンとかに撮影してもらえたら最高だなぁ~。

――すてきですね!そういった映像を見て共感する人も現れそう。

野島 そうですね!自分たちがやっていることを発信して、少しでも共感してくれる人がいたらうれしいなって思っています。そうなったら、編集が得意な人に映像編集をしてもらったり、音楽好きな人にかっこいいサウンドトラックを選んでもらったりと、コラボレーションして一つの作品ができたら超最高ですよねぇ~。なんてことを考えたりしています。

 

 

素潜りはメンタルトレーニングと同じ!

――素潜りが仕事に活きていると感じるところはありますか?

野島 そうですね……、メンタルを鍛える良いトレーニングになっています。経営者で禅のメソッドを取り入れている人が最近多いですよね。素潜りはそれに近い効能を得られるような気がします。

だからと言って、僕自身がよい立ち居振る舞いをできるかは別ですけどね(苦笑)。

――最後にみなさんへお伝えしたいことはありますか?

野島 友達のスクールを紹介しますので、素潜りに興味がある方は基礎が学べるフリーダイビング教室をのぞいてみてください。ドルフィンスイムもあります(もちろん、チーム「Breach」もよろしく!)。

フリーダイビング人口がもっと増えてにぎやかになればいいなと思っています!

・Little Blue
・Puruna
・海とイルカの学校
・Beach Academy
・CITROBAL MARINA
・東京フリーダイビング倶楽部
・APNEA ACADEMY ASIA

野島さん、ありがとうございました。

「HAPPYの秘訣」次回もお楽しみに!

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みなさんのご応募をお待ちしております。

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中国企業のミッション、ビジョン、バリューを調べてみました

はじめに

目覚ましい発展を遂げる中国企業。記事を目にしない日はないくらい、日々大きなニュースになっていますよね。現在、インターネットによって最も社会にイノベーションを起こしているのは中国ではないでしょうか。

4月に新しく弊社CXO(Chief Experience Officer)に就任した岡は、2018年3月に上海を訪れた際、中国インターネット企業の「顧客ファースト」に重きを置いた価値創造を目の当たりにしました。

成長のカギは「顧客ファースト」にある。

「顧客ファースト」視点がどのように企業の成長につながっているのか。成長を続ける中国インターネット市場に学ぶべく、企業がどのようなミッション、ビジョンを掲げ、バリューを体現しようとしているのか調べてみました。

※ミッション、ビジョン、バリューとは
ミッション…企業が何のために存在するのかという「存在意義」
ビジョン…企業の望ましい「未来の状態」
バリュー…何を大切にしているのかという「組織の行動規範」

調査した企業
  1. テンセント
  2. アリババ
  3. DiDi
  4. Mobike
  5. アーラマ
1.テンセント

テンセントは日本でいうところのLINEのようなサービスである「WeChat」や、チャットソフトの「QQ」などのコミュニケーションサービスを中心に、ゲーム、決済サービスなど複数のプラットフォームを展開する企業です。中心となるWeChatの利用者数は10億人超となり、さらに昨年11月に時価総額でFacebookを超えたというニュースは日本でも話題になりました。

●ミッション  
インターネットサービスを通して人々の生活の品質を向上させる
・インターネットを電気のように扱う:頼りになり、人生をより便利に楽しくする必要不可欠なサービスとして
・パーソナライズされたプロダクトやサービスの提供を通じて、異なる地域・消費者の多様なニーズに取り組む
・パートナーとのオープンなコラボレーションにより、健全でWin-Winなインターネットエコシステムを構築する
●ビジョン  
最も尊敬されるIT企業になる
・ユーザーのニーズ・期待に耳を傾け、満足させ、それを超えることで、ユーザーからの尊敬を得る
・会社の評判を継続的に良くしていくことによって従業員からの尊敬を得て、従業員が働いていることに誇りを感じられるようにする
・IT業界の発展、パートナーとのWin-Winの関係構築を促進することで、業界内での尊敬を得る
・企業の社会的責任やコミュニティ発展への貢献によって、社会からの尊敬を得る
●バリュー  
インテグリティ+プロアクティブ+コラボレーション+イノベーション

さらにテンセントには「マネジメントフィロソフィー」「ビジネスフィロソフィー」というものがあり、従業員への教育環境の徹底ぶりも伺えます。

●マネジメントフィロソフィー  
従業員への成長への投資
・従業員に健全な労働環境とインセンティブを提供する
・従業員が成長環境においてプロフェッショナル・個人としての成長を楽しめることを可能にする
・従業員が仕事において成功を実現できるように、信頼と尊敬の態度を持ってコーチング・激励する
●ビジネスフィロソフィー  
ユーザーニーズが我々のファースト・プライオリティーである
2.アリババ
ジャック・マー氏が率いるアリババは、Amazonと並ぶ世界最大のECサービス「アリババコマース」の運営を中心に、決済サービス「アリペイ」などを展開しています。毎年11月11日の「独身の日」に行われるセールは1日で2.8兆円の売り上げ(2017年)を記録するなど、超巨大な経済圏を作り上げています。
●ビジョン  
アリババは未来のビジネスエコシステムを築くことを目指す。お客様がアリババで出会い、仕事をし、生活すること、そしてアリババが少なくとも102年以上続くことを思い描いている。
アリババで出会う
我々のユーザー間、買い手と売り手の間、企業間において、毎日1億以上を超えるコマース/ソーシャルのインタラクションが生まれることを実現する。
アリババで仕事をする
お客様にコマースとデータテクノロジーに関する必要不可欠なインフラを提供することで、ビジネスを立ち上げ、エコシステムの参加者が分かち合えるようなバリューを創出できるようにする。
アリババで生活する
アリババがお客様の日常生活における中心になれるように、プロダクトとサービスを拡張していくことに努める。
102年
1999年に生まれた会社にとって、102年続くことは3世紀に渡ることを意味しており、この実現を主張することができる企業は少ない。我々の文化・ビジネスモデル・システムは長期でのサステナビリティーを実現できるように長く続くように設計されている。
●ミッション  
ビジネスをどこでも簡単にできるようにする。我々は企業がマーケティング、セールス、オペレーションのあり方を変えることを可能にする。そのため、アリババは必要不可欠なテクノロジーインフラ・市場へのリーチを提供することで、売り手・ブランド・その他のビジネスにおいて、ユーザーや顧客とつながるためのインターネットの力をレバレッジさせる。我々のビジネスはコアとなるコマース、クラウドコンピューティング、デジタルメディア、エンターテイメント、イノベーションイニシアティブなどから成り立っている、我々はロジスティクスや地域のサービスセクターに参加している。さらに、中国において第三者決済プラットフォームのリーティングカンパニーであるアント フィナンシャルと戦略的リレーションシップを保持している。
●バリュー  
・お客様ファーストの精神
・チームワークを重視すること
・変化に向かい、大胆にイノベーションすること
・誠実さ
・情熱と楽観
・仕事を敬うこと
3.DiDi 

Uberのようなライドシェアサービスで中国最大規模を誇るのが、DiDiです。スマホアプリを通して中国400都市で4億人以上のユーザーへ交通サービスを提供しており、2017年には約11万件の配車が実行されるなど世界でも有数の交通プラットフォームに成長しています。日本のタクシー市場へ進出する計画も発表し、今後、中国人の訪日客が日本でもDiDiの配車アプリを利用できるよう準備を進めています。

●ビジョン  
モビリティーの将来を再定義する。
●2022年ミッション  
スマートトランスポーテーションおよび、自動車テクノロジーにおいてグローバルリーダーになる
世界で最も大きな車両ネットワークのオペレーターになる
スマートトランスポーテーションシステムにおけるグローバルリーダーになる
4.Mobike 

誰にでも手頃な値段でシェア自転車サービスを提供するMobike。便利な短距離移動を成し遂げ、渋滞や環境汚染を減らすことに寄与し、都市をより良くしている自転車シェアリングサービスは新しい産業として注目を集めています。Mobikeで注目すべき点は「単純」なユーザー体験にあります。QRコードを読み取るだけで自転車が借りられる簡単なプロセスがユーザーの心をつかんでいることは間違いないでしょう。

●ミッション  
リーズナブルかつ便利な移動を提供すること。Mobikeの利用によって生活の質の向上や環境保全への貢献が可能になる。
●バリュー  
・素早く動くこと(MOVE FAST)
・顧客志向(USER ORIENTED)
・大胆さ(BOLD)
・創造性(INNOVATION)
・高い専門性に基づくリーダーシップ(KNOWLEDGE-BASED LEADERSHIP)
・実行(EXECUTION)
・責任感(RESPONSIBILITY)
5.アーラマ 

中国では日本以上にデリバリーサービスが充実していますが、その中でもっとも有名なアプリが、上海の町中でよく見かける水色の派手なバイクが特徴のアーラマです。このアプリの名称である「餓了?」を直訳すると「お腹減った?」。なんともおもしろいネーミングが興味をひきますね。アーラマの市場シェアは中国全体の60%以上、ユーザー数は2,000万人超という圧倒性により、さらなる発展が注目されています。

●ミッション  
イノベーティブなテクノロジーを用いて、ローカルな生活のプラットフォームとしてグローバルリーティングカンパニーとなり、中国のケータリング業界におけるデジタライゼーションを推進し、テイクアウトが中国国民にとって自炊・イートインに続く第三の食習慣になるように発展させる。
●バリュー  
・お客様中心
・クオリティーファースト
・セルフモチベーション
・チームワーク
・イノベーション
・誠実
おわりに

medibaはこれからKDDIグループにおける『モノヅクリ 』の会社へと変革していきます。新しい未来へ向けて歩んでいくときの道しるべとして、またこれからmedibaが行う活動についてコミットするため、会社の基盤であるCREDOを刷新しました。

現在、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。その変化は、ヒトを置き去りにしたものになっていないか?本当にヒトを幸せにするものになっているのか?私たちは疑問を感じています。

このような時だからこそ、『ヒトに“HAPPY”を』を果たしていきたい。そのために、今一度私たちの在り方を見つめ直し、志を同じくする仲間とともに成長し、多種多様な”ヒト”が心豊かに暮らせる社会を実現したい。そのような想いを、全社員参加で作成した新しいVision・Valueに込めています。

●ミッション  
ヒトに“HAPPY”を
私たちは、ヒトが未だ知らないモノ・コト・ヒト・ジブンへの気づきを創発し、多種多様なヒトの可能性を最大限に引き出すことで、心豊かに暮らせる社会の実現に取り組んでいきます。
●ビジョン  
Life Innovation Company
私たちは、ヒトをこよなく愛しています。様々なヒトと手を組み、共に活動するヒトの成長を助け、生活に埋もれたヒトの課題を発見・解決するサービスを創造することで、ヒトに愛される会社を目指します。
●バリュー  
All for User
私たちは、いかなる時もユーザーを起点に考え、行動します。現在を疑い、ユーザーが抱える課題の本質へと深く飛び込みます。
Just Create
私たちは、自分を良くみせることに労力を費やさず、価値あるサービスを創り出すことに全ての力を傾けます。
Ownership
私たちは、決して傍観者になることなく、役職・職種の壁を飛び越え、課題解決のために信念を持って行動します。
Be Beautiful
迷った時はヒトとして。私たちは、ヒトを思い、美意識と矜持を持って行動します。

 

ますます勢いを増す中国企業。彼らにとってテクノロジーは良い顧客体験を生み出すための手段となっています。そして、本当に素晴らしいサービス・テクノロジーとは、それを感じさせない事なのかもしれない。私たちmedibaもバリューに掲げた「All for user」を体現するために見習っていきたいと思います。

※ミッション、ビジョン、バリューは各企業HPから引用し、mediba広報にて翻訳しました

海本代表取締役社長、退任

2018年6月13日をもって、弊社代表取締役社長を務めた海本が退任となりました。

4年間medibaを支え続けた海本の卒業を祝し、セレモニーや送別会が開かれ、惜しまれながらの退任となりました。

「mediba’sCREDO」は海本が発起人となり2013年10月に完成、弊社のミッションである「ヒトに“HAPPY”を」が誕生しました。

4年を経て、このミッションはすっかり社内全体に浸透し、今では決断に迷った際の大切な指標となっています。

「ヒト」はユーザーだけでなく、社員やその家族も含まれている言葉です。

かつて、海本はこんな言葉を残しています。

「medibaは、社員が幸せに働き、そして世の中にも幸せを届ける。
『ヒトのHappy』を一番大切にする会社として、社員ひとりひとりやその家族に対して、日本に対して、そして世界に対して、これからも使命を果たしていきたいと思っています。」

海本は常日頃から社員を気にかけ、社員の成長を応援し、そして、それぞれの意思を尊重していました。
社員にとっては、こういった海本の考え、姿勢そのものが励みになっていました。

送別会でも、「海本さんと話したい!」「ありがとうと伝えたい!」と、普段は話しかける機会が少ない社員も海本の周りに集まり、大きな輪が広がっていました。

この度退任という運びにはなりましたが、海本が残したたくさんの“HAPPY”はきっとこれからも受け継がれていくだろうと思います。

medibaは社員一丸となり、たくさんのヒトへHAPPYを届けるチャレンジを続けます。
これからも見守っていてください!

auゲームが「ガンホーフェスティバル2018」に出展しました!

2018年5月28日、幕張メッセにて開催された「ガンホーフェスティバル2018」に
auゲームが出展致しました。

「ガンホーフェスティバル2018」は定番パズルRPG『パズル&ドラゴンズ』をメインに、白熱のバトルが繰り広げられるステージイベントや、1日中楽しめる様々なコンテンツでお届けするガンホー最強のファン感謝祭です。medibaが運営するゲームプラットフォーム「auゲーム」でも、2015年10月から『パズル&ドラゴンズ』を配信しており、ゲーム業界の発展とゲーム会社の発展を応援していく活動の一環として、今回「ガンホーフェスティバル2018」出展に至りました。

今回出展しているauゲームブースではパズドラグッズが当たる抽選会やTwitterリツイートでパズドラステッカーが必ずもらえるイベントを行い、たくさんの方にご参加頂きました。

また、eスポーツ認定タイトルである『パズドラ』のプロ認定をかけた「auゲーム presents パズドラチャレンジカップ2018決勝大会」も開催され、全国から集まった猛者達が自慢の技で凌ぎを削り、熱いバトルが繰り広げられておりました。

観客席もそんな戦いを一目見ようと、多くの方が観覧しており、会場の熱気が感じられました。

決勝大会の上位入賞者は『パズドラ』のプロとして認定されました。入賞者の皆様本当におめでとうございます!!

そして、表彰式ではゲームパートナー本部宮崎より入賞者に副賞が贈呈されました。

今回ご来場頂いた皆様には‘熱く’御礼申し上げます。

auゲームでは今後も様々な取り組みを通じてユーザーの皆様、ゲーム会社の皆様にHappyを届けて参ります。

また、5月25日~6月10日まで、auゲームでは「ガンホーフェスティバル2018」の開催を記念して、キャンペーンページからツイートをいただいた方全員に、期間中のポイント還元率を20%にアップします。詳細については下記キャンペーンURLよりご確認ください。
※auゲーム版『パズル&ドラゴンズ』をご利用の方が対象です。
https://game.auone.jp/twitter/gunfes2018_20percentCP