フリーペーパー制作で開いたエディターの道。コンテンツ制作をリードして、編集者のスキルを磨く
コンテンツの企画や編集、品質と進行の管理を担当する編集者と、編集者の企画を基に執筆を担当するライター。企業やメディアによっては別の職種として分けられることもありますが、medibaの「エディター」はケースによってどちらの役割も担います。
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そんなエディターとして活躍しているのが下舘 鈴音(しもだて すずね)。エディターになった経緯から現在担当する業務、将来の展望など幅広くお話を聞きました。
きっかけは、フリーペーパーサークルの経験
——下舘さんは新卒でmedibaのエディターになられたそうですが、きっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、大学時代に所属していたフリーペーパーサークルの経験です。そこでは、街や映画、ライブなど、ひとつのテーマを深掘りするフリーペーパーを発刊していました。その制作過程の情報収集、取材、執筆作業が楽しくて。また、話し下手な私でも文章なら伝えたいことを正確に表現できるという気づきもあって。ふたつのことから「仕事にしたい」と思うようになりましたね。
フリーペーパーは紙の発刊でしたが、紙媒体よりも広範囲に届けられるWeb媒体にも興味を持っていたんです。そこで、就職活動では軸を「Webメディアを運営する企業」にしました。また、ひとつのことを突き詰めるよりもたくさんのことに挑戦したいという自分の性格も加味して探した結果、medibaと出会いました。
エディターとしての幅を広げるため。取り組んだ業務の数々
——現在はKDDIに出向もされているとお聞きしました。担当している業務を教えてください。
はい、2024年1月からKDDIに兼務出向をしているので、medibaとKDDIでそれぞれ担当業務を持っています。
medibaでは、おでかけメディア『カラデル』の運用メンバーとして、企画と執筆、ときに取材を行う記事制作と、外部ライターのディレクションを担当しています。また、単発案件として、沖縄支社であるseasorizeのコーポレートサイトリニューアルプロジェクトにも入っています。エディター業務のディレクション担当として、社員インタビューやラベリングなどの要件整理からスケジュールの設定、ライティングの担当決めなどを行って います。
KDDIでは地域共創推進部に所属し、自治体や企業を巻き込んでその地域を活性化させる「地域共創」に取り組んでいます。主な担当はクリエイティブ領域のサポートで、具体的にはオウンドメディア『Te to Te』のディレクションやプレスリリースのテキストチェック、簡単なバナーデザイン制作など。他には、企画推進のサポートやイベントの登壇調整といった業務も行って います。
業務の幅が広いので、はじめは情報のキャッチにも苦労していました。慣れないことも多く大変ですが、日々視野が広がっていく感覚があって楽しいです。それがいまのモチベーションですね。
——印象に残っている業務はありますか?
一番は、約3年間担当したポイ活メディア『ポイ活総合案内』での業務です。ここでは、企画の立て方から記事構成の組み立て方といった記事制作のいろはを学びました。経験できたことも多かったですね。例えば、自主企画の立ち上げや企業PR記事の制作、著名人インタビューの担当など。
なかでも印象に残っているのは、ポイ活界の有名人である菊地崇仁さんのインタビュー連載 。インタビュイー選定から企画立て、インタビュー、執筆と記事制作一連のフローをはじめてひとりで担当したんです。経験不足ゆえの苦戦はありましたが、エディターとして成長できたと思いますし、完成した記事には愛着を持てています。
ほかには、現在も担当している『カラデル』の飲食店取材も印象深いです。なかでも思い出すのはかき氷の特集記事の取材。取材日程の関係上、2日間でかき氷3杯とグラタン、たい焼き、うどんを食べたのですが本当にお腹が苦しくて......。体を張った経験としてよく覚えています。
編集者の役割を担う者として。今後も視野を広げるための挑戦を
——今後の展望を教えてください。
エディターとして編集者の役割を担っている以上、コンテンツ単位で制作を取り仕切れないといけないなと思っています。これまで担当した業務はライターとしての立ち回りが多く、自分が制作する記事にしか目を向けられていなかったので。
だからこそ、視野を広げるために企画やコンテンツをリードする経験を積み重ねていきたいです。その第一歩として、いまは「地域共創」の業務やseasorizeのコーポレートサイトリニューアルプロジェクトのディレクション業務に奮闘してします。
今後も積極的に手を挙げて挑戦していって、編集者としてのスキルを磨いていきたいです。
おまけ! 下舘のちょこっとメモ
最後にもっと下舘について知ってもらうべくさらに3つの質問をしてみました。
2022年入社。趣味は城東エリアを散歩することで、最近ハマっているのはお酒の『タコハイ』。medibaのヒトやコトをわかりやすく紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!