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medibaお仕事図鑑(編集者編)仕事内容ややりがい、求められる人物をご紹介

出版社やWebメディアなど、さまざまな媒体でコンテンツを制作する職業として知られる編集者。 medibaでもEditorを職能とするメンバーが編集者として活躍しています。聞き馴染みのある職種だと思いますが、実際にどんな仕事をしているのかをご存知でしょうか?

本記事では、編集者がどんな仕事内容なのか、どんな人が向いているのか、mediba編集者の例とあわせてご紹介します。


一般的な編集者の仕事内容

編集者は、書籍や雑誌、Web媒体などのコンテンツを企画し、出版/掲載を目指して、制作物の品質、進行管理を行います。

具体的な仕事内容は、携わる媒体、ジャンルによって異なりますが、出版/掲載といった共通のゴールを目指して、工程を管理し、関わるスタッフを導く“旗振り役”となることに変わりはありません。

【編集者の仕事内容(一例)】
・企画/構成検討
・予算計画
・取材(アポイント、取材、撮影立会い)
・クリエイター(ライターやデザイナーなど)への依頼
・制作物の品質管理(確認、校正、修正依頼)
・進行管理
・入稿作業
・マーケティング活動 …etc

業務範囲は多岐にわたりますが、自分が企画したものを世に発信できたときの喜びはひとしおでしょう。

mediba編集者の仕事

KDDIのグループ会社としてモバイル/Webメディアに強みをもつmedibaでは、Webメディアのコンテンツ制作を主軸に様々な業務を行っています。

medibaの編集部( Editor グループ)は2つのグループに分かれており、1グループはおもにメディアに掲載する情報の編成を、2グループはメディアに掲載する記事の企画やライティング、編集などを行っています。

【mediba編集者の仕事内容(一例)】
・ポータルサイトのニュース編成
 記事ピックアップ、見出し付け、配信後の分析など
・サービスLPのディレクション
・各メディアでの記事制作
 企画/構成検討、取材、制作物の進行・品質管理(校正、修正依頼)など
・SNS運用

目指すのは「価値ある制作物を創る」こと

medibaの編集者は、オーダー通りに創ることは前提に、その先の「オーダーを生む提案」や「想像を超えるコンテンツ制作」を目指しています。
ポータルサイトでの情報の編成や、企画記事でのライティングをベースに、おもにWeb媒体でユーザーやクライアントにとって、より価値ある制作物を創る業務が主軸となります。

2024年現在は、新たにコンテンツマーケティング/メディアプロデュースの足掛かりとなる経験・実績を作ることを目標としています。

【mediba編集者の構想】
・ SEO記事制作などライティングスキルの幅を広げメディアグロースに寄与
・記事制作にとどまらずメディア全体を管理する
・マネタイズ領域での検討、提案タスクに踏み込む
 → クライアント案件に上流からセールスサポートをする
・コンテンツ制作の経験を増やしEditorグループの組織力をボトムアップ
 …etc

mediba編集者のやりがい、大変なこと(Editor1グループ)

1グループは、国内外のニュースやauの各種情報などを幅広く発信する総合ポータルサイト『au Webポータル』や、auユーザーへ最適な情報を届けるメール広告『ホットインフォ』の情報編成や配信分析などを行っています。

それではここから、medibaでどんな編集者が働いているのかご紹介します。

政治から芸能まで、さまざまな情報に触れる毎日

所属: Editor1グループ
業務:『au Webポータル』ニュース編成、オリジナル記事制作

『au Webポータル』で、ニュース編成、オリジナル記事の企画・執筆を行っています。ニュース編成では、政治から芸能まで多種多様な情報に触れるため、あまり興味がなかった分野への知見も自然と広げることができます。

一方、高い緊張感を保ち続けなければならない業務という一面もあります。記事をピックアップして見出しを付ける仕事であるため、事件、災害など人命に関わる情報の見出しは一文字の間違いで、誤った情報の拡散やムーブメントの生成など世の中に悪影響を及ぼしかねません。

そのため、見出しの付与やプッシュ通知の配信前には二重三重のチェック体制を敷いたり、メリハリをつけて休憩を取ったりと、日々工夫をしています。

多くの人々と共に記事を作り上げる喜び

所属: Editor1グループ
業務:『au Webポータル』オリジナル記事制作・特集ページ編集、『ホットインフォ』編成

『au Webポータル』でオリジナル記事の企画・執筆・運用、『ホットインフォ』でニュース編成などを行っています。

やりがいは、制作から公開、運用まで一貫して担えること。オリジナル記事は、ディレクターやデザイナーなど沢山の協力を得ながら記事を制作します。さらに制作後は、最適な掲載枠やその枠における最適な見せ方など、「読者にどう受け取ってほしいか」を深く考えるのです。

ただ関わる人が多い分、それぞれの立場で記事に載せたい情報が異なりまとめ方に悩むことも。そういったときは、お互いの実現したいもの、避けたいものを共有し優先順位をつける場をもつようにしています。

mediba編集者のやりがい、大変なこと(Editor2グループ)

2グループは、「ポイントためる」のコンテンツでポイ活情報を発信する『ポイ活総合案内』やお出かけ情報をお届けする『カラデル』などのメディアで、企画・編集業務を行っています。

▼『カラデル』については以前mediba+でも詳しく取り上げました。

深く調査し、未知の分野でも質を追求

所属: Editor2グループ
業務:『カラデル』/『ポイ活総合案内』記事制作

『カラデル』で SEOを意識した記事制作を行っています。企画や取材、執筆だけでなく、記事公開後はチームでの数値確認、順位観測も欠かせません。

とくにクリック率や読了率では「読者の知りたいこと(潜在/顕在的得たい情報)を捉えた記事を制作できたか」が数値として可視化されるため、やりがいにつながります。

また、自分が知らない(不得意)な分野でも記事の質は担保しなければなりません。神社仏閣巡りでは仏様や神様の前提知識が必要ですし、アニメの聖地巡礼であれば作品概要だけでなくファンの想いを汲み取ることも大切です。深く調査することをサボってはいけないなと日々感じています。

メディアプロデュースの責任と試行錯誤の日々

所属: Editor2グループ
業務:『ポイ活総合案内』編集・メディアプロデュース

『ポイ活総合案内』でメディアプロデュース領域を任され、勉強しながら取り組んでいます。サービスの目標設定やクライアントとの商談、サイト改善・開発、記事の執筆・クオリティチェック……と、幅広い業務を周囲の協力を得ながら進めています。

それ相応の責任は生じますが、各種数値の向上や売上目標の達成など目に見える形で結果を出せたり、メンバーの成長を感じたりすれば苦労も報われますし、素直に嬉しいですね。

ただ、つねにマルチタスクなので切り替えがうまくいかなかったり、進捗状況に差が出てしまったりすることも。プロジェクト管理能力と効率性向上のため、自己学習と日々の業務での試行錯誤は欠かせません。

編集者に求められるスキル、向いている人

編集者は出版/掲載までのほとんどの工程に関わるため、必要なスキルは多岐にわたります。ここでは、medibaでEditorを職能とするメンバーも含め、編集者としてとくに求められるスキルや、編集者に向いている人をご紹介します。

コンテンツ制作力

コンテンツを完成させる制作力が編集者のベースとなります。自身のライティングで制作することもあれば、ライターへの指示、校正によって制作することもあるので、コンテンツのよしあしを見極める力と適切に指示を伝える能力も求められます。

企画力

編集者は読者に読まれる企画を立案する必要があるため、企画力は欠かせないスキルです。読者のニーズを捉えた切り口でコンテンツや商品がヒットすることもあります。

発想力が豊かでアイディアを考えることが好きな人や、世に伝えたいテーマを持っている人は編集者としての資質を備えている可能性が高いです。また、読者ニーズを掴むにはマーケティングの観点やリサーチ能力も必要になります。

情報収集力

つぎつぎと新しい記事やコンテンツが生まれるなかで「読まれる企画」を立案するためには、流行や時代の流れ、事実の正しい文脈を調べる情報収集能力も必要です。

好奇心旺盛でさまざまなことに興味・関心のある人や、地道に資料を読み込み理解する作業が苦にならない人は編集者に向いているでしょう。

ディレクション力

企画を適切な品質、スケジュールで世に発信する必要があるため、ディレクション力も欠かせないスキルです。社内メンバー、社外のクライアントと円滑な協働をするために、進行管理やコミュニケーション力、ファシリテーション力など総合的なディレクションスキルを身につけていく必要があります。

mediba編集者のキャリアパス

medibaでの編集者のキャリアパスは、業務を順次もしくは並行し「求められるスキル」を高めながら少しずつ役割を広げていくことで進んでいきます。

参考として、medibaでの担当業務変遷のモデルケースを見ていきましょう。(2024年3月時点)

・ポータルサイト編成業務へアサイン:制作の基礎力アップ
 → 特集担当を兼務:異なる制作スキルの習得
・新メンバーへの業務レクチャー:育成・指導の経験増
 → チーム内新規案件の推進役(リーダー)に:期待役割の変化
 → メンバー数名をマネジメント:期待役割のさらなる変化
・他業務への兼務アサイン:サービス知見を拡大
 ・新規メディア立ち上げ業務へのアサイン:難度の高い役割
 → 外部スタッフとの制作業務を担当:制作スキルの幅を広げる

数年ごとにこのような業務を経て編集者としての経験を深めていき、さらに専門的な道に進むか、管理職としてより高次のマネジメントを身につけていくかを選択することになります。

なお、medibaでは編集者としてのスキルだけでなくmedibaのベーススキル(論理的思考やプロジェクトマネジメント力など)を身につけながらWeb・IT業界で幅広く活躍できる人材になることを目指します。

コンテンツ制作の“旗振り役” 編集者を目指そう!

出版社やWebメディアなど、さまざまな媒体でコンテンツを制作する編集者。出版/掲載までのほとんどの工程に関わるため、身につけることのできるスキルは多種多様です。また異なる職種や立場の人々と協働するため、人としての立ち振る舞いも磨くことができます。

本記事を読んで、少しでもコンテンツ制作の“旗振り役” に興味が湧いた方は、ぜひ自身のキャリアに「編集者」という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。


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