「次は何を作ろう」好奇心の先に見つけた、UIデザイナーという活躍の場
UIとはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略称で、ユーザーとサービスを繋ぐ接点を意味します。
そんなUIを設計するUIデザイナーは、Webサイト・サービスを作るには必要不可欠な存在です。
medibaに在籍するUIデザイナーとして、『auスマートパス』のデザイン制作に携わるのが宇都 英(うと すぐる)。UIデザイナーに興味を持ったきっかけやmedibaに入社を決めた理由、今後の展望などを聞いてみました。
「次は何を作ろう」。幼少期に芽生えたクリエイターの素質
——UIデザイナーを目指すようになったきっかけを教えてください。
幼い頃からものづくりが好きだったというのがあります。当時は工作やブロック遊びにハマっていて、いつも「次は何を作ろう」と想像を膨らませていました。自分が作ったものを褒めてもらえると嬉しかったですね。これが今の仕事に就く原体験だと思います。
UIデザインに興味を持ったのは中学生のとき。パソコンの授業で取り組んだ、はがきと校内行事のチラシ制作です。目標設定から情報収集、テキストカラーやフォント選びといったビジュアル設計に至るまで、すべての工程が楽しくて夢中になって取り組んだことを覚えています。
——medibaには中途入社をされたそうですが、どのような経緯があったのでしょうか?
medibaへの入社は2023年7月ですが、それ以前にも外部パートナーとして業務に関わっていました。そこを離れるタイミングで、UIチームのマネージャーからお声がけいただいたのがきっかけです。私が見えていた範囲でも、medibaの誰にでも成長機会を与える風土と、ライフスタイルに合わせた働き方ができる環境には魅力を感じていたので、入社を決めました。
苦戦と緊張。その先の成長を目指して
——これまでの業務と現在の担当を教えてください。
外部パートナーの頃から現在まで『auスマートパス』に携わっています。リードデザイナーとして、ホーム画面のUIや期間限定キャンペーンのLP制作を担当しています。
並行して、目的や原則、ガイドラインなどのデザインに関する情報をまとめた仕組み「デザインシステム」の再構築にも挑戦しています。チームリーダーとして、ミーティングのファシリテーションから方針の決定まで幅広く担当しています。
デザインシステムに関わる業務ははじめてなので、つねに手探りの状況です。ときに行き詰まることもありますが、スキルアップの機会として前向きに取り組んでいます。
——なかでも印象に残っている業務はありますか?
昨年担当した、ローソンの店頭に張り出すau関連サービスの広告制作です。ここ数年で一番緊張した業務でした。その理由は制作媒体が異なること。本案件は紙媒体のため、普段制作するUIやLPなどのweb媒体とは作り方が大きく異なっていました。
また、印刷後に修正することもできないので、誤字や脱字、レイアウトのズレなどはいつも以上に許されない状況でした。
その分、無事公開されたときの達成感はひとしおでしたね。全国の店舗に貼り出されたこともあり、家族や友人を中心にたくさんの反響をいただきました。
いまできることをやる。UIデザイナーを続けるために日々邁進。
——最後に、今後の展望を教えてください。
デザイン以外のスキルセットも身につけていきたいと思っています。どの案件もチームで働くことがほとんどですので、UIデザイナーとして活躍し続けるにはデザイン力以外のスキルも大事になってきます。
例えば、クライアントの要望を聞き出すコミュニケーションスキルや、利益や効率性を考慮できるビジネス視点、エンジニアの意見を理解できる開発知識などですね。
その第一歩として、まずは開発知識を深めています。デザインの実現可能性の範囲を探るべく、iOSアプリを開発できるツール『Xcode』でミニゲームを作り始めました。わからないことばかりですが、取り組むたびに学びがあっておもしろいですよ。
おまけ!宇都のちょこっとメモ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
宇都の人柄についても知ってもらうべく、3つ質問してみました。
📝編集後記
インタビュー時の表情や話し振りから、業務に対して「真摯に向き合っているんだな」と感じました。今後はデザイン以外の領域にも業務の幅を広げていく宇都に目が離せません。
2022年入社。趣味は城東エリアを散歩することで、最近はハマっているのはお酒の『タコハイ』。medibaのヒトやコトをわかりやすく紹介します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!