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創立24周年!これからのmedibaについて社長に聞いてみた

medibaは2024年12月6日の創立記念日をもって、創立24周年を迎えることとなります。

代表取締役社長の新居 眞吾(におり しんご)にこの1年の振り返りと25年目のmedibaが向かう先、medibaが設立した24年前の出来事についても聞いてみました。


目まぐるしい変化に対応した2024年

——medibaは創立24周年を迎えましたが、24年目である2024年はどのような年でしたか?

新居:今年はmedibaを取り巻く事業環境の変化が大きく、やるべきことに対応していたらあっという間に1年が過ぎた印象です。

「変化」というのは大きくはふたつありまして、ひとつは親会社であるKDDIの動きです。KDDIはDXをはじめさまざまな分野に事業を展開していて、ローソンの共同経営に加わるという大きな変化もありました。

その中のひとつに『auスマートパスプレミアム』から『Pontaパス』へのリニューアルもあり、medibaはKDDIグループの一員として変化への対応が求められる部分が多くあったかと思います。

もうひとつの「変化」は、広告事業についてです。

現在のWeb広告の主流は動画広告です。medibaの主力事業であるメディア事業は、バナー広告や記事広告などこれまでのままでは利益を生み出しづらくなってきています。その変化に対してmedibaが今後どのように対応していくのか、アライアンスや事業見直しも含めて模索してきた1年だったと思います。

——変化への対応として、medibaが組織として取り組んだことは何でしょう?

新居:人事制度を変えたことが大きいでしょうか。

新しいことにチャレンジをしたり、ときにはいまの業務内容を見直したり、日々変化する事業環境にあわせた取り組みが重要だと考えています。

そのため、個々人が持っている「スキル」にフォーカスするという制度から、事業やプロダクトで求められる「役割」をどれだけ果たせたかを評価する仕組みになりました。

事業環境の変化が大きい状況では、サービスやプロダクトにとって本当に必要なことは何かを考えて行動することが求められます。自身のスキルを発揮することに加えて、新しいことに積極的に取り組んでいってもらいたいと思っています。

25年目は新しいmedibaに

——25年目のmedibaはどのようなことに取り組んでいくのでしょう?

新居:もっとも注力していくのは、事業領域をより広げていくことです。

medibaにはエンジニア、ディレクター、データアナリスト、UX/UIデザイナー、エディターなどさまざまな職能が揃っているため、KDDIグループの中でmedibaだけの独自のケイパビリティを持っています。

これまでは「medibaとして」ビジネスを展開し、ケイパビリティの発揮を目指していましたが、より大きな成果を上げるためにKDDIやグループ企業とのアライアンスを強化していく方針です。

密接な関係をつくり連携していくことで、medibaのケイパビリティが最大限にいかされることにつながり、medibaとしてもKDDIグループとしても事業の拡大につながっていくと考えています。

アライアンスを強化してライブ事業やメタバース事業を展開するなど、すでにそういった動きはありますが、より加速して事業領域を広げていきたいですね。

——mediba社内でも何かやっていきたいことはありますか?

新居:社内のコミュニケーションがより活性化するといいと思っています。

テレワークが多いので、基本的にSlackやMicrosoft Teamsなどのツールをつかったオンラインコミュニケーションで、上司や部下、業務上直接関わりのある人とは必要な会話ができていると思いますが、先に述べたような新しい取り組みというのは「それ以外の余白」から生まれるものだと考えています。

普段業務で関わらない人との何気ない会話が、結果的に業務上の課題解決につながるということはよくあります。対面コミュニケーション機会の増加については、総務部主導でイベントを開催するなど、コミュニケーションの活性化となる場づくりを進めてくれています。

といっても、ただ出社すればいいというものでもありません。出社もひとつの選択肢として、社内のいろいろな人に話しかけやすい環境を整えることで、コミュニケーションの質を上げていきたいと考えています。

成長のチャンスをつかんでほしい

——24年前のmedibaの立ち上げ当時、どのようなお仕事をされていましたか?

新居:24年前というと2000年。私の年齢は39歳で、KDDIにとってはエポックメイキングな年でした。というのも、DDI、KDD、IDOが合併してKDDIが誕生したのが2000年10月なのです。

当時はKDDに在籍していて、国際通信の業務をしながら、三社合併の準備委員会の事務局としてDDI、IDOの方とやり取りをしていました。大変なことも多かったですが、それぞれの会社の考え方に触れられるのは新鮮でしたし、のちのち仕事を一緒にするようになる人とそこで知り合うなど、成長につながるいい経験だったと思います。

——環境変化に対する前向きな姿勢は、そのときの経験によるものなのですね。

新居:ええ。転職は一度もしていないのですが、在籍する会社はKDD、KDDI、medibaと変化してきました。

これまでの経験を振り返って思うことは、「環境変化が自分の成長の機会」だということ。苦労する部分もありますが、変化に適応する中で知見が広がりスキルが磨かれていきます。そしてそれが、新しいことに取り組むきっかけにもつながるので、その機会をしっかりとつかむことを望んでいます。

すべては健康があってこそ

——来年も新卒採用で新しいメンバーが加わりますし、随時中途採用で入社される方もいます。medibaで働くみなさまにメッセージをお願いします。

新居:medibaを取り巻く環境は日々変わっていて、個々人も変化することを求められます。ただ、それも心と身体が健康であってこそ。心身の健康を大事にしていただきたいです。

これまで、健康面でつまづいてうまくいかなかった人を見てきました。がんばりすぎて体調を崩してしまう。周りの人とうまく折り合いがつかずに心の健康をそこなってしまう。逆に、そこがしっかりしていればいくらでも取り返しはつくものです。

仕事をしていればストレスはどうしてもかかるものですが、一人で抱え込まずに周囲に相談して、しっかりと睡眠時間を確保することで、心身の健康を保つように心がけてください。

25年目もmedibaをよろしくお願いいたします。

medibaの代表取締役社長の新居 眞吾(におり しんご)の写真

mediba+編集部 組橋信太朗のプロフィール画像

2017年中途入社。カレーとチャイと植物観察が好きな二児の父。「medibaのここがなんかいい」を言葉にして伝えられるようにがんばります

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