本社移転プロジェクトvol.3~人間中心設計でつくったオフィスはこんな感じになりました!~
既報の通り、medibaは2019年1月28日より新オフィスにて稼働しております。六本木グランドタワー39階と8階の2フロアを使用しています。
今回は、人間中心設計を活用し決定したビジョンやデザインコンセプトをもとに、どのようなオフィスになったのかをお伝えします!
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新オフィス全景をご覧ください
上段が39階、下段が8階の全景となります。異なった雰囲気の2フロアをご覧になってみて、どんな印象を持たれましたか?
キレイでおしゃれなオフィスになっただけでなく、仕事をする空間としても良いものに仕上がっています。
人間中心設計はどう生かされたのか?
前回の記事でも登場したこちらの画像、全社員に投稿してもらったアンケートから抽出した、「働き方」に関する従業員の潜在的な要望です。これがどのように新オフィスに反映されたのかを見ていきましょう。
社内のコミュニケーションを活性化させるための、オフィス内カフェ(8階)
まずは8階から。
8階フロアにオフィス内カフェ「8cafe(ハチカフェ)」がオープンしました。8階に訪れるお客さまには無料で、従業員も福利厚生の一環として、定価からお値引きした価格でおいしいコーヒーを楽しむことができます。
外部・内部問わず、情報交流するための、イベントスペースの設置&申請運用の簡素化(8階)
「移転パーティー」の記事でも紹介しましたが、イベントにも利用できるスペースを設置しています。
外部の方を招いたセミナーなどもすでに数回開催されており、すでに十分に活用されています。また、部署内の歓送迎会でも使われており、まさに「外部・内部問わず」利用されているようです。
続いて39階。
業務のメリハリをつけるための休憩スペース(39階)
前述の「8cafe」だけでなく、執務室フロアにもリラックスできる休憩スペースを設置しています。渋谷ヒカリエのオフィスにも休憩スペースはありましたが、違いは広さとソファを小分けにしていること。各自がゆったりと自分の時間を持つことができています。
対面打ち合わせを気兼ねなくするための、MTGスペース(39階)
執務室フロアに満遍なく、MTGスペースが点在しています。1on1や数人でのMTGだけでなく、10人規模のMTGもオープンなスペースで活発に行われています。渋谷オフィスにはなかったものとして、ゴミ箱と棚を兼ねた造作家具での立ち会議。示し合わせてのMTG利用以外にも、すれ違いざまに話が始まり、このスペースを活用するという光景も見受けられます。
他人に邪魔されず、集中して仕事をするための、個人作業スペース(8階&39階)
8階、39階ともに1人用の作業用スペースを設置しています(写真は8階)。移転を機にフリーアドレスを採用している部署が多いため、自部署の席を離れてこうした席で作業をする人も多く見受けられます。
移転後もみんなで改善を進めています
「キレイでカッコよく、なんの不満もなく、最高のオフィスです」と言いたいところですが、残念ながらそうはいきませんでした。運用して初めて気づいた不便さや、不満もあります。
例えば8階受付の導線などは早期に出てきた問題です。8階入り口には、受付兼従業員への連絡用のiPadが設置されていますが、来客された方がそれに気づかずに鍵のかかったドアを開けようとしてしまうというものです。
しかし、この問題が社内のチャットツールに挙がるや否や、従業員からいくつもの解決策が提案(なかにはレッドカーペットを敷くなんてプランも)され、改善に向けて動き出しました。
そうした問題は現在もバックオフィス系部署が中心となって取り組んでいますが、先の事例のほかにも自主的なオフィス改善PJが立ち上がるなど、草の根的な活動が広がっています。私たちは移転を通じてオフィスと向き合い、より一層自分たちのものと認識できたのだと感じています。
今後もこのオフィスで私たちは「モノづくり」に励み、世界中に向けて「ヒトに“HAPPY”を」届けていきたいと思います!
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