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編集×数値分析。スキルの幅を広げて総合的なコンテンツ制作を目指す

medibaでは、自身の専門領域を追求する社員もいれば、ほかの領域のスキルを掛け合わせて幅を広げている社員もいます。

エディター志望で新卒入社した山本 在(やまもと ある)は、業務のなかで取り組むようになった数値分析のスキルを磨き、『プラメポータル』や『良品たいこばん』などのサービスで実践しています。

編集業務のやりがい、数値分析をどのように活かしているのか、今後目指していく方向などについて話を聞きました。

山本 在 | やまもと ある
エディター
2020年新卒入社。学生時代にWebメディアでライターを経験し、エディター志望で入社。配属後は、ポータルサイト『au Webポータル』のニュース編成業務を担当。現在は『+メッセージ』内のポータルサイト『プラメポータル』とECサイト『良品たいこばん』で編集や数値分析を担当している。


憧れのエディター業務で感じたやりがい

——エディター志望で新卒採用に応募していたと聞きました。きっかけを教えてください。

大学のころ、途上国や国際協力をテーマにしたWebメディアでライターをしていたことがきっかけです。取材や執筆を通じて伝えることにおもしろさを感じて、「メディアに携わる仕事」を軸に就職活動をして、さまざまなメディアの運営をしているmedibaを見つけたんです。

——編集に配属され、どのような業務を担当しましたか?

最初のおもな業務は『au Webポータル』のニュース編成業務でした。

『au Webポータル』のユーザーにニュース記事を届けるための業務で、国内外のさまざまなニュースのなかから特に価値が高い記事を選定し、適切かつ読みたくなる見出しをつけ、そのときどきで最適な並び順に更新するというものです。

想像していた編集のイメージとは違いました。ただ、学生時代に記事をつくっていたとき、取材や文章を書くことのおもしろさとともに、人に伝えることやたくさんの人に届けることの難しさも感じていたので、必要な情報を多くの人に届けるニュース編成の仕事は魅力的でした。

また、編集という幅広い仕事のうち、自分がこれまで経験してこなかった部分を知ることができたので、medibaのエディターを志望してよかったと思っています。

山本がPCで作業している様子の写真

——ニュース編成ではどんなことを学びましたか?

ひとつは、物事の本質を見極めるようになったことですかね。国内の主要なニュースから国際、政治、経済まで扱う情報が膨大なので、新聞や報道番組からニュースの背景にある知識を学ぶ必要があります。そのうえでそれぞれの情報の本質を見極めることが大事で、ニュース編成で経験を積んだからこそその力がついたと思います。

もうひとつは、数値を見ることのおもしろさに気づいたことです。Google アナリティクスをつかって、いまどの記事がどれくらい読まれているのか、リアルタイムで数値を確認しながら柔軟な対応が求められます。世の中の動きを見るのと同時に、数値をもとにユーザーの傾向を考えることの大事さを実感しました。

経験をフル活用して編集業務に取り組む

——現在はどのような業務を担当していますか?

いまは『+メッセージ』が提供するポータルサイト『プラメポータル』と、ECサイト『良品たいこばん』のふたつのサービスに携わっています。

『プラメポータル』では、公式アカウントが配信するメッセージに載せる記事の選定や入稿などの運用業務から、数値集計や分析、レポーティングといった改善活動までを行っています。

2023年のメッセージ配信リリース時から担当していて、当初は運用業務のみでした。ただ、記事選定や見出しづくりの精度をあげるためには数値の根拠が必要だったため、数値集計や分析を担当するようになりました。

——ニュース編成での経験が役立っていますか?

まさにそうですね。「どんな記事選定が数値につながるかイマイチわからない……」と思ったことをきっかけに、集計したデータの可視化に取り組みました。

データのまとめ方のフォーマットは、週次でメンバーに共有してその反応を見ながら、実作業に活かしやすい形に改善していきました。可視化したデータやそこから導かれる示唆をもとにチームで話し合い、ユーザーの解像度が上がり、PVなど数値の成果につながることも増えてきたので、達成感を感じています。

——『良品たいこばん』では編集担当としてどのような役割を担っているのですか?

『良品たいこばん』はインターネット通販事業を行っており、取り扱う商品の選定から仕入れ、販売まで一貫して行っています。そのなかで、商品の特徴や開発・生産者の方々のこだわりや思い、ブランドの背景など、商品の魅力を伝えるための販促記事の制作を担当しています。

ライターやカメラマンとのやり取りなど制作ディレクション自体は、べつの自社メディアの運営経験を活かしながら進めていて、「コンテンツをイチからつくる」ことのおもしろさを改めて感じています。

ただ、販促記事としては購入してもらうきっかけになる必要があるので、つくるだけでは意味がない。どうすれば商品に興味を持ってもらえるのか、価値を感じてもらえるのか、購入しようと思ってもらえるのか。難しさは感じていますが、プロジェクトのチームの方と相談しながら日々試行錯誤して取り組んでいます。

山本が制作した「良品たいこばん」の記事

https://article.auone.jp/detail/2/1/1/441_1_n_20241204_17333035028349980

アイデアや思いを伝わる形に

——これから注力して取り組みたいことはありますか?

数値分析のスキルを磨いていきたいですね。

『プラメポータル』業務を通して、数値分析やそれにもとづいて施策を推進したり制作をすることのおもしろさを感じています。そのサイクルを回すことが、結果として制作物の精度や数値としての成果の向上につながることも実感できているので、今後も続けていきたいです。

——エディターとしての、今後の目標を教えてください。

直近では、いま携わっている『プラメポータル』と『良品たいこばん』それぞれで、勝ちパターンやヒットを生み出し、サービスの成果につなげていくことです。

もう少し長期的な目標だと……、世の中には素晴らしい思いやすごいアイデアを持っている人がたくさんいます。それを他の人に伝えるためにはどうすればいいかを考えながらコンテンツをつくって、伝わったときに得られる充実感が私のエディターとしての原点だと思っています。

そのためには、文章表現だけではない総合的なコンテンツづくりが必要になると思っているので、デザインやビジネスなどの視点も取り入れて、頼られる存在になりたいです。

山本が同僚と談笑している様子の写真

おまけ! 山本のちょこっとメモ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます! 最後に山本のことをもっと知ってもらうべく、3つ質問をしてみました。

Q:趣味は何ですか?
A:休日は本屋か図書館にいるか、好きな本を携えて“まちぶら”をしています。本のジャンルはエッセイ6割、小説3割、その他1割で楽しんでいます。

Q:最近買ってよかったものはありますか?
A:「フライングソーサー」というキッチン用品専門店のIH対応深型フライパンです。かなり高価ですし、凝ったものはつくらないのですが、それでもよさがわかります。熱伝導の仕方が圧倒的です。

Q:見かけたことのある芸能人は?
A:お笑いグループ「ぼる塾」のあんりちゃんと田辺さん。神保町にある漫才劇場近くで目撃し、大好きなふたりなので腰を抜かすかと思いました……!

📝編集後記

同じエディターグループとして一緒に仕事に取り組むこともありますが、山本さんの「伝える力」にはいつも驚かされています。文章での伝え方や話の展開、数値分析の資料のまとめ方などどれもわかりやすくとても丁寧。すでに周囲から頼られる存在になっていると思っています。


mediba+編集部 組橋信太朗のプロフィール画像
2017年中途入社。カレーとチャイと植物観察が好きな二児の父。「medibaのここがなんかいい」を言葉にして伝えられるようにがんばります

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