白熱の5時間超! ウェルプレイド主催の学生向けeスポーツ交流イベントをmedibaで開催
2019年8月31日、medibaの8階イベントスペース8caféにて、学生向けeスポーツ交流イベント「学生ゆるふわeスポーツ座談会#1」が開催されました。
これはeスポーツイベントの企画や、選手のマネジメントを行う谷田氏(ウェルプレイド株式会社 代表取締役 谷田優也)の企画に、medibaでゲーム事業のeスポーツ分野を検討する齋田が協力して実現したものとなります。今回はそのイベント当日の様子をお伝えします。
スポーツに情熱を注ぐ“オトナ”と“学生”
登壇者が“オトナ組”と“学生組”に分かれ、eスポーツに関するテーマでトークを交わす本イベント。観覧する約70名の参加者も自由に討論に参加できるスタイルで進められます。
“オトナ組”は谷田氏、比奈本氏(株式会社ミクシィ ライブエンターテインメント事業部長 比奈本 真)、黒川氏(野良連合 黒川良平)、高橋氏(福島県eスポーツ協会代表 高橋卓也)、望月氏(有限会社ステアリング代表取締役 望月悠登)、さらに弊社齋田を加えた6名が、“学生組”はeスポーツ事業で起業した荒木氏、吉村氏、eスポーツ団体を運営する保泉氏、飯塚氏の4名が登壇しました。
ちなみに、学生は参加費が無料で、大人は「いくらでもいいのでお気持ちを……」という“ゆるふわ課金箱”。細部からも自由さが伝わってきます。
ジェネレーションギャップにざわつくオトナ組
トークテーマは「eスポーツに興味を持ったきっかけは?」「eスポーツを知らない人にどうやって好きになってもらうか」といったものを中心に、リアルタイムでサイトに投稿される質問にも答えるという形で進められました。学生側からの「ゲームビジネスに関わりたいと思った時にどうすればいいのか」という質問には主催の谷田氏を中心に熱く答える場面も。
その一部を抜粋すると……、
「結局、『やってみたい』を超えるきっかけをどう自分で作るのかだと思います。そのために何かしらの感動体験を持っていることはすごく大事です。それが、何かアクションを起こそうと思った時のエンジンになるから。『やりたい』から『やってみた』にどう切り替えるか」(谷田)
「『とにかく動け』がわからないという人は、何かに突き抜けることを考えた方がいい。ゲーム実況したいなら鏡の前で何度もやってみるとか、プレイヤーとして限界まで挑戦してみるとか、できることはあるはずです。そしてその先にこそ何かがあるから」(黒川)
など、熱のこもった言葉。参加者も真剣に聞き入ります。
その一方で、学生たちとのジェネレーションギャップが明確になった場面も。
トークの中で「Facebookやっている人どれくらいいます?」と客席に投げかけたところ、手を挙げたのは大人の参加者ばかりなのに対し、「Discord(ゲーマー向けチャットツール)はどう?」という問いには学生側から多くの反応が。世代間で、扱うコミュニケーションツールに差が出てきているというのは、地味なようで大きな問題かもしれませんね。
白熱の5時間超
イベントが終盤に差し掛かったころ、イベントスポンサーとなっている宅配ピザチェーンのピザーラからたくさんのピザが届き、参加者と登壇ゲストが入り混じっての懇親会へ。
世代を超えてフランクに情報や意見を交わし、13時に開始したイベントが終了したのはなんと18時過ぎ。学生と大人が真剣に語り合う場になっていたのではないでしょうか。
medibaはゲーム自体の企画・開発・運営などは行っていないものの、auゲームの運営などゲーム市場の一端を担う存在。本イベントも「ゲーム業界のサロンを協賛していきたい」という考えから開催に至りました。
これを第一歩として、今後もゲーム会社だけでなく、開発人材やゲームを遊ぶユーザーなど、広い範囲のコミュニティをバックアップし、業界への貢献を目指します。
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