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mediba UIデザイナーがワークショップ講師に!INFOBAR FRIENDSを使ったピクセルアート制作体験をレポート

2023年10月28日、「デジタルの日※」へ賛同するKDDIが“デジタルについて知り体験する場”として「INFOBAR FRIENDSで学ぶ はじめてのピクセルアート」を開催しました。
※デジタルの日:毎年10月の第一日曜・月曜。2021年より、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現するべく、社会全体でデジタルについて振り返り、体験し、見直す機会として創設。

そしてmediba からは、UIデザイナーの森本真由美(もりもとまゆみ)が講師のひとりとして登壇!本記事では、ピクセルアートを制作したり、いま話題のデジタル技術について学んだりと、大充実のワークショップ体験をお届けします。

引用元:https://www.kddi.com/museum/event/pixelart_2023/

ワークショップのレポートの前に……

まず、ワークショップの座学パートで教えてもらった大事なキーワード3つについて説明しておきます。

◼︎ NFT(Non-Fungible Token)
ブロックチェーン※上に保存された代替不可能なデジタルデータのことです。NFTによって、従来簡単に複製・改ざんでき、資産価値をもたせることが困難だったデジタルアートに唯一無二の価値を付与することが可能になりました。
※ブロックチェーン:ネットワーク上にある端末同士を接続し、暗号技術を用いて取引の記録を分散的に処理・記録するデータベースの一種。

◼︎ピクセルアート
ピクセルとはデジタル画像の最小単位のこと。ピクセルアートは、点のようなピクセルを組み合わせて描く絵や作品のことです。80年代のTVゲームやガラケー時代の絵文字などで馴染みがあるかもしれません。NFT界隈ではアート作品のいちジャンルとしても注目されています。

◼︎INFOBARとは
携帯電話におけるデザインの変革を目的としたプロジェクト「au Design project」の第一弾の端末です(2003年に発売)。こだわり抜かれたデザイン性から、過去にはiF DESIGN AWARDやグッドデザイン賞などを受賞しています。

また、au Design projectの20周年を記念して制作されたINFOBAR FRIENDSは、INFOBARをモチーフにしたピクセルアートNFTです。

「キャラクター×表情×背景色」の組み合わせパターンは3,200種類。詳しくはこちらから!

ワークショップレポート① 会場の様子

お待たせしました!ここから「INFOBAR FRIENDSで学ぶ はじめてのピクセルアート」の体験レポートをお届けします。

本ワークショップは、京王多摩センター駅から約10分の場所に位置するKDDIの研修宿泊施設「LINK FOREST」にて開催されました。2階には通信の歴史を学べるKDDI MUSEUMも併設されています。

ワークショップ前の会場では、森本を含む講師の3人が資料の確認や、機材の接続チェックなど入念な準備をしていました。森本にいまの気持ちを尋ねると「楽しんでもらえるよう頑張ります……!」と力強い言葉も。

ワークショップレポート② 体験の様子

ワークショップの講師はaDp Mint Collective※の砂原哲(すなはらさとし)さん、水田修(みずたおさむ)さん、そして森本。参加者は、4歳から50代までと幅広い年齢層の方々がいらっしゃったそうです。
※aDp Mint Collective: au Design project から生まれたNFTを作るクリエイティブ集団。INFOBAR FRIENDSの制作を担当。

日程は午前の部と午後の部に分かれており、筆者は午前の部に参加。メインのピクセルアート制作では、オリジナルのINFOBAR FRIENDSづくりに挑戦しました。

ピクセルアート制作は、配布されたiPadと『Pixel Studio』というアプリを使って行いました。筆者は初めて使用するアプリでしたが、スライドに投影しながらわかりやすく説明してもらえたので躓くことなく進めることができました。

制作時の進行は主に森本が担当

『Pixel Studio』には、豊富なカラーパネルや手書きで描ける機能、塗りつぶし機能など様々なツールが備わっているため、それらを駆使してオリジナルのINFOBAR FRIENDSをつくっていきます。

まず描いたものは、80×28pxと8×4 pxの長方形。INFOBAR FRIENDSの端末本体とアンテナは2つの長方形を組み合わせて表現されているのです。

次に、端末本体のなかに7×8 pxの長方形を並べ、タイル型キーボードを描いていきました。

筆者は当初INFOBARの人気カラー「ニシキゴイ」と似たタイル色にしようと考えていましたが、突然「medibaカラーにしよう!」と思い立ち、急遽路線変更を。

参加者の皆さんも思い思いのINFOBAR FRIENDSづくりに没頭

最後に端末本体のなかに顔を描きました。スライドに投影された見本はどれも表情豊かで、aDp Mint Collectiveの皆さんの創造力の高さを感じました。

そして試行錯誤をしながら制作を続けること約30分……。完成したオリジナルのINFOBAR FRIENDSがこちらです!私用の端末にもしっかりと保存しました。

また、フレーム機能を使ってアニメーションにすることもできました。

さらに、参加者には限定のNFTや缶バッジのプレゼントも……! 限定のNFTは暗号資産の管理アプリ『αU wallet』に保存することで、安心して取り扱うことができるようになりました。

参加者の声

初めてピクセルアート制作を体験し、NFTについても学ぶことができた大満足のワークショップでした。もっとデジタルについて知りたい! と、興味関心が以前よりもグッと広がった気がします。

参加した皆さんはどう感じたのでしょうか?感想を伺ってみました。

【参加者Aさん】
X(旧Twitter)でワークショップのことを知り、参加してみることにしました。もともとINFOBARユーザーで、デザイン性に富んでいるところが好きだったんです。ピクセルアート制作は初めてでしたが、完成したときはとても達成感を覚えました。

【参加者Bさん】
子供とふたりでワークショップに参加しました。子供は80年代のゲームが好きでピクセルアートには馴染みがあったので、制作をとても楽しんでいたと思います。『Pixel Studio』をダウンロードして家でも制作してみたいです!

参加者の皆さんもとても楽しまれていたようです。「INFOBAR FRIENDSで学ぶ はじめてのピクセルアート」を開催されたスタッフの皆さん、ありがとうございました!

【おまけ】INFOBAR大百科展も覗いてきた!

最後に、ワークショップの参加特典として20th Anniversary「INFOBAR」大百科展をひと足さきに見学してきました。

企画展の隣にはKDDI MUSEUMも

INFOBARの開発背景やデザイン思想などとともに、携帯電話の進化をたどることができる企画展です。2024年1月19日(金)まで開催されていますのでぜひご参加ください!


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