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新卒入社から管理職に就いた3名の社員にインタビュー!medibaでの成長の軌跡を辿る

medibaが新卒採用を始めておよそ15年。新卒入社から着実にスキルアップを遂げ、管理職になるまで活躍する社員も増えてきました。今回はそのように新卒入社し、現在管理職として活躍する3名の社員にインタビューを実施。三者三様の回答の中からmedibaで成長してきた軌跡、会社の魅力が見えてきます。


新卒初の管理職に。受け継いだ「人を信じる」思い

白井 藍(しらい あい)
2011年新卒入社/創造推進UNIT UNITマネージャー

Q.キャリアの中で成長につながった経験
私は新卒3期生で、現在入社13年目。数々の部署を渡り歩いてきましたが、最も大きな波は人事部での経験です。

5年目のとき配属され、新卒採用をまるっと任されたんです。計画立案からすべて担当しました。採用方針について社長とひたすら壁打ちしたり、面接するマネージャー陣と認識を合わせたり、言語化して伝える訓練になりましたね。

また、それまで属していた広告営業では、周りと協力しながら主導し、数億円規模の短期的な売上を作る経験をしてきました。一方で、採用はすぐに結果が出るものではなく、その先の定着率や活躍具合などが本当のゴールになってきます。

目先の成果ではなく、会社の未来を見据えてすべてを判断しなくてはいけない。これまで持たなかった目線で考え続けることで視座が高まった経験でした。

Q.マネージャーになった経緯
7年目で営業部署のマネージャーとなったのが管理職キャリアの最初です。

ちょうどその頃、社内で若手リーダー育成の動きがあり、候補としての育成期間を経て任命してもらいました。このときが新卒初の管理職誕生になります。

Q.マネージャーとして大切にしていること
メンバーの強みを信じて任せる意識を持つようにしています。

私は元々こだわりが強くて、自分で良いと思った方向に突っ走ってしまうタイプ。マネージャーになってもはじめは、すぐに自分が思う“正解”を提示してしまっていて……。

でも、メンバーの成長を考えると、自分自身で考えたものを推進して形にするほうがずっと良い。それに気づいてから、「引っ張る」リーダーシップではなく「隣で伴走する」マネジメントを意識しています。

Q.medibaの魅力
先ほどの話とつながりますが、“人を信じる”ところかなと。私も上司や周りの人に信じてもらって、「白井さんならできると思うよ」と言っていただきながら色々なことを経験してきました。

もちろん必要なときに上司のサポートはあるし、自分が良くない状態のときは、周りの人が「こうしたほうが良いよ」と改善点とともにしっかり伝えてくれる。自分のビジョンと覚悟がある人に裁量を持たせてくれるのは、medibaの魅力だと感じています。

Q.今後の展望
私がマネージャーを務める創造推進UNITは、社内に「挑戦する文化」を醸成するのが目的です。medibaの社員が自らの成長を感じ、新たな一面を発見するような機会を作って提供していこうと動いています。

個人の成長が組織の成長となり、ユーザーにより良い価値を提供できる。そんなサイクルを回して会社が生み出すもののレベルを上げていきたいですね。

新マネージャーが切り開くエディターの新しい可能性

平田 智也(ひらた ともや)
2016年新卒入社/エディター1G マネージャー

Q.キャリアの中で成長につながった経験
入社して最初の4年間は「au Webポータル」のニュース編成を行っていました。

※参考:medibaが運営している「au Webポータル」の編集部のお仕事とは?

先輩たちから、ユーザーの生活に直結するこの仕事の魅力を教えてもらって自分でも大好きになったんです。自発的に動くようになり、スキルも身につきやすかったと思います。

また、大きな転換点となったのが、5年目で「5Gエンターテインメント」(当時の名称)プロダクトにコンテンツ制作のディレクション要員としてアサインされたこと。

まったく異なる環境で関わる人も格段に増え、最初は戸惑いましたね。一瞬一瞬の判断が勝負のニュース編成と違い、数ヶ月単位で計画を立てて動く必要があったり、ユーザーだけでなくクライアントについても考えるようになったり……。あらゆる人の考え方や仕事の進め方を知り、自分の幅がかなり広がった時期でした。

Q.マネージャーになった経緯
元々、人を率いる立場になりたいという思いは漠然と持っていました。

学生時代に野球部で副キャプテンを務めたとき、自分の行動でチーム全体に変化が生まれて、良くも悪くも結果が返ってくる点に面白みを感じていたんです。会社に入ってからも年次を重ねて仕事を任せられる機会がある度、リードすることの面白みは同じように感じていました。

徐々に上司にも希望を伝えるようになり、6年目のときグループ内で新設された「サブリーダー」に任命されました。2年間マネジメント業務を経験し、この4月からマネージャーに、という流れです。

Q.マネージャーになったことで得た学び
サブリーダー時代からの話になりますが、メンバーの状態把握においては課題が多かったです。

言葉をそのまま受け取るだけでなく、裏にある本当の思いや現状を把握しないといけない。たとえばアウトプットは同じでも、出したときの状態がギリギリだったのか、余裕があったのかによってその後の適切な対応は全然違います。でも、その見極め方が掴めなくて……。

他の人のやり方を聞いたり、社内の1on1研修を受講したりして改善点を洗い出しました。今も引き続き試行錯誤して、少しずつ精度を上げていっている最中です。

Q.medibaの魅力
みなさん言いますが、やはり「人の良さ」ですね。自分が緊急事態のときに助けてもらったり、迷ったときに率直な意見をもらったりした経験は何度もあります。

あとは、ユーザー数1,000万人規模のサービスに関われる点。自分の仕事がこんなに多くの人に影響を与えることはやりがいにつながります。

Q.今後の展望
エディターグループは長い間、ニュースの編成力が強みだと社内で認識されてきました。まずは今以上にそのノウハウを活かせる環境を作り、どんどんチャンスを生み出したいと考えています。

そして今後は、別軸の新しいエディターグループの強みを確立したいです。メンバーそれぞれ執筆、企画、ディレクションなどさまざまなスキルを持っています。それらをうまく作用させて全体の強みとし、エディターの可能性を広げていきます。

「諦めない」を軸に。自らつなぐメンバーとmedibaの未来

三根 大輝(みね だいき)
2016年新卒入社/マーケティング事業部 推進3G GL(グループリーダー)

Q.キャリアの中で成長につながった経験
僕が受け持つ推進3Gはいわゆる営業部隊。そこで扱うサービスのひとつ「Bratto」は僕が立ち上げたサービスなんです。

入社して約2年間は広告営業の担当だったのですが、自ら希望して新規サービス企画へ。配属後すぐKDDIが主催する新規事業コンペに主担当として参加することになりました。

※参考:営業から一転、新規サービスの創出に打ち込んだ新卒5年目の挑戦

それまで「売る」視点でしかモノを見ていなかったのですが、そもそも売るためには誰かに何らかの価値を提供しないといけない。じゃあどんなモノなら売上につながるのか……というふうに、作る側に立ってはじめて事業というものを理解できました。

ここでいちばん大きかった学びは「諦めない」ことの大切さ。
じつはこのコンペ、企画を0から作るのではなく、既に社内にあった企画をブラッシュアップして提案する、という趣旨のものだったんです。

前任者の退職によりプロジェクトの途中から担当になったので「どうせなら自分が使いたいサービスを提案したい」と申し出て、僕らのチームだけ企画から考えることに。正直いちばん期待値が低かったと思います。

でも、チームメンバーは企画なんてしたことのない自分にパワポの使い方から教えてくれて、死にものぐるいで一緒に考えてくれた。彼らのためにも諦めるわけにはいかないなと。

紆余曲折あり、形になったのはプレゼンの直前。結果、企画が通ってサービス化することができました。ギリギリまで諦めずに食らいついたことで得られた結果でしたね。

Q.GLになった経緯
入社当初から管理職になりたいとは考えていました。最初は単純に出世したいという理由でしたが、medibaにいることで生まれた思いがあって。

会社として売上・利益をもっと上げていかなくてはいけない中で、既存事業にばかり頼っていられない。そこで事業立ち上げを経験した自分が、medibaの核となるような新しい基幹事業を作りたいと本気で思っているんです。

そのビジョンを実現するには経営層に近い位置で働きかけるほうが良いので、今はその一歩を踏み出したところですね。

Q.medibaの管理職としての思い
入社8年目になりますが、やはりこの会社が好きなんです。良い人ばかりで、プライベートでゴルフに行けるような仲間もできましたし、福利厚生も含めて働きやすい。

そんな自分が好きな会社への貢献として、若手が目指すべき存在になりたいと考えています。

早いうちに周りを驚かすような結果を残せば、同じ新卒入社組の若手が「自分もできるかも」と思えますし、世代を問わず競争意識が生まれる。組織全体の成長につながるはずです。

※三根の取材はリモートで行いました。

Q.今後の展望
まずは自分のグループをしっかり売上を作れる組織にする。そこから、会社全体として営業組織をもっと強くしていきたいと考えています。

それを実現するために、変わらず大切にしたいのはやはり「諦めない」こと。

「Bratto」はコンペを勝ち抜き無事にリリースしましたが、思うように成果が出ず自分自身焦りを感じることもあります。それでも諦めずに、未来の可能性を見出さなくてはいけない。それこそが仕事だと思っています。

最終的には自分やメンバーの成功体験を作りたくて。数字として結果が出れば、それぞれの市場価値が上がり、それに見合う報酬も得られる。頑張っているメンバーに対する還元としても、自分が諦めずに食らいつくことで未来につなげていければと考えています。

おまけ:先輩から後輩に聞きたいこと

じつは今回インタビューを受けてくれた平田と三根は2016年入社の同期。そして当時2人の採用担当が白井、という関係性があったのです。先輩・白井からひとつ質問があるようで……。

Q.学生の頃から知っている身として今の活躍がとても嬉しいです。2人とも今年4月から管理職になったということで、率直にどんな気持ちですか?

平田:もっと他の人のために仕事をしないといけないなと感じています。責任や裁量が大きくなった分、周囲に与える影響が大きくなるので、自分の行動が誰かのためになっているか、何かの障害になっていないかを見極めないといけないですね。

三根:よりダイレクトに責任を感じるようになったなと思っています。自分の働きで事業を成長させて、メンバーの給料も上げていきたいという思いがあるので、改めて身を引き締めていますね。


新卒入社の先輩・後輩のつながりも感じられましたね。

右も左もわからない1年目から、会社を引っ張る存在にまで成長している新卒入社の社員たち。筆者も新卒で入社した身として、自分、チーム、そして会社を“HAPPY”にする仕事をしないと!と気合いが入りました。


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