社内向け勉強会「非エンジニアの AWS クラウドジャーニー」を開催しました
こんにちは、広報の白井です。
先日、社内向け勉強会「非エンジニアの AWS クラウドジャーニー」を開催しましたので、リポートします!
本会は、実際に開発業務に携わらないメンバーの技術理解を深めるきっかけになれば、とディレクター・インフラエンジニアが合同で企画した勉強会です。
2部構成になっており、第1部は講義形式。アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社の現役SA(ソリューションアーキテクト) である小林 正人氏をお招きして、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)の根底にあるアマゾンの文化についてお伺いします。
第2部では、「やってみよう! AWS を使った Web サイト構築ハンズオン」と題して、実際にコンソールを触ってみます。
開催の経緯について、それぞれの部の企画担当者から話を聞きました。
第1部を担当したディレクター佐藤からは、
佐藤「プロジェクトを遅滞なく進行する上で、デザイナーやエンジニアなど職種の異なるメンバーとのコミュニケーションは不可欠です。でも、彼らの話している内容がわからない、それこそ単語レベルで(笑)。 私自身、他ディレクターからも質問を受けることが多かったので、どうせなら実際にアマゾンの方を呼んでしまおう、と。その方がプロダクトの話だけではなく、その根底に流れるアマゾンのカルチャーも知ることができるので、より深い理解につながりそうだなと考えました」
第2部を担当したインフラエンジニア沼沢も、
沼沢「当たり前だけど、共通言語で話せた方が、話も早いし食い違いもない。でも実際に開発をしないメンバーが開発のことを学ぶ時間ってあるのかなって。そのくらい勉強しろよってヒトがいるかもしれないけど、主業務がある中で、優先順位上げるのは大変だと思う。だったら、自分たちエンジニアからその環境を提供したいと思いました。社内スペースなら、業務の合間に会社の中で学べるし、いいかなって」
そんな2人の思いから本会を開催することとなりました。
第1部:AWSの根底にあるアマゾンの文化
アマゾンのVISION「地球上で最もお客さまを大切にする企業であること」≒「イノベーションを起こすこと」をどのようにプロダクトに反映しているのか、それを実現する文化についてお伺いしました。
お客さまに提供する体験を五つの質問(Working Backwards)で深堀りすることで、開発の途中で目的を見失ったり、本来意図していたものから離れてしまったりすることを防いでいるとのこと。
AWSを創った時、周囲に「絶対にもうからないよ」と言われたが、自分たちが信じたビジョンをぶらさず、失敗や誤解を恐れず、「これは世の中を変えるサービスなので、やっていきます」という姿勢を崩さなかったそうです。
新サービスを創る時に、まずプレスリリースを書く(書いたリリースを見て、心に響かないモノは創らない)という有名なお話も、実際のプロダクトとひもづけて聞けるのは、中の方ならではの貴重な時間でした。
ここまでのお話を聞いて、自分たちが目指す理想に通じている点が多くあると感じました。
medibaはMissionに「ヒトに“HAPPY”を」と掲げており、「Life Innovation Company」として、ヒトの課題を発見・解決するサービスを創造することを目指しています。
その実現のために、行動指針となるValueを定めているのですが、特に「All for User」「Just Create」がお話しいただいた内容と合致しています。
実際に実現している企業のお話を聞いて、この道を突き進んでいく勇気をいただきました!
第2部:やってみよう! AWS を使った Web サイト構築ハンズオン
第2部は実際にAWSのコンソールを触ってみます。
習うより慣れよ!難しい設定の説明は割愛。今回はボタンポチポチだけで、WordPressを構築しました!
たったの3ステップですが、サーバーなぞまともに触ったことのない私でもできるのでしょうか・・・><
(ポチポチポチポチポチ・・・)
で、できた・・・。
所要時間は約30分、一緒に参加していたメンバーの助けを借りつつ、無事構築完了しました!
本当に、初級中の初級ですが、Web上にサイトを構築することができました (結構うれしい)。
私は非開発者でかつサービスを創っている側でもありません。技術関連については疎い自覚があり、食わず嫌いなところもありました……。しかし今回参加してみて、とてもハードルが下がった気がしました。
参加したメンバーからも、「実際に自分でサービスを創ってみたくなった」「設定項目がこれだけあるって大変そう、いつも素早く対応してくれていることに改めて感謝した」など、様々な反応がありました。
「非エンジニアの AWS クラウドジャーニー」に参加してみて
はじまりはたった2人の課題意識が一致したことでした。しかし、職種の枠を超え、課題解決に向けた行動を起こした結果、大規模な勉強会となりました。
まさしく弊社のValueにあるOwnershipそのもので、手前味噌ですが、すてきな取り組みだと感じています。
これは仲間との共通理解を深めるきっかけの一つにすぎませんが、このカケラを一つずつ積み重ねてユーザーの課題を発見・解決するサービスを創造する企業を目指します!
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!