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オンラインコミュニケーションの秘訣は質より量!?【ちょっと教えて!突撃ee部!】

2020年3月より徐々にテレワーク勤務となったmedibaですが、社内ではどのような方法でオンラインコミュニケーションを行っているのでしょうか?

エンプロイーエンゲージメント部(以下、ee部)※が、円滑なオンラインコミュニケーションを行っているという噂の部署を突撃インタビューする新企画【ちょっと教えて!突撃ee部!】をスタートします!

「オンラインでのコミュニケーションに課題を感じている」という皆さん、ぜひご覧ください。

※エンプロイーエンゲージメント部についてはこちらもご覧ください

第1回は、社内プロジェクト「Daily Habits(デイリーハビッツ)」チームのお二人。オンラインでのコミュニケ―ションについてインタビューを実施しました。


Daily Habitsチームの二宮(左)と、篠田(右)

――記念すべき第1回のインタビューはDaily Habitsチームです。篠田さん、二宮さんにお話しいただきます。おつかれさまです。

篠田&二宮 おつかれさまです!

――では早速。3月からテレワークが徐々に始まりました。チームの皆さんと仕事を進めるうえでコミュニケーションの取りにくさなど感じたことはありましたか?

二宮 そうですね。テレワークだと決められた会議などの予定内でしかコミュニケーションができないので、メンバーもやりにくそうでした。会社にいるときは気軽に声がかけられたのに、テレワークだとそれができず、コミュニケーションが止まることもありました。

毎日の夕会×Scrapbox=充実したコミュニケーション量

――その課題を打開するために何か工夫したことなどありますか?

篠田 Daily Habitsでは毎日MicrosoftのTeamsを利用して夕会をやっていて、事前にその日のトピックスを書くSlack(※medibaの標準チャットツール)のスレッドに、気になったことや聞きたいこと等をポストしておくことで、「ちょっと話そう」と思ったことを夕会でまとめて話たりしていますね。

――ほう!夕会は毎日開催ですか?!何名ぐらい参加されるんですか?

篠田 夕会は毎日、基本全員参加です。10名以上になりますね。オンラインで、特に顔出しはしません。毎日ファシリテーターがいるので(順番で回しています)、その人が画面共有しながら会を進めるやり方をしています。

――すごい! 大人数でのファシリテションは大変そうですね……。夕会はテレワークになってから始めたんですか?

篠田 いえ、テレワーク以前から夕会はやっていました。ファシリテーターを順番で実施するのもテレワーク以前からやっています。

アジェンダはありつつもファシリテーター以外の発言は自由なので、タスクの進捗状況や勤怠、今のメディアの状況や、社内情報の共有などの話がメインですが、仕事以外の話題で盛り上がる日もあります。Daily Habitsチームの夕会はなんでも話していいんです。

――素敵!でも、なんでも話していいといわれると話しやすそうな反面、何のネタで話すかが難しそう……。話すネタはどのようにストックしておくんですか?

二宮 チームではSlack以外にも「Scrapbox」というツールを利用していて、エンジニアなども含め、毎日日報的なことを書いているんです。もちろんマストではないですよ。

自分の空き時間に書いたり、他人の日報にコメントしたり。夕会でScrapboxに書いてある話をすることもあれば、あまり時間が取れないときはScrapbox上でコメントしあうなど、文字でのコミュニケーションも盛んに行っています。

――Scrapbox?どんなツールなんですか?

二宮 同時にメモが書けるツールですね。会議のときにみんなで議事メモを書いたり、コメントしたりをリアルタイムでできるツールです。ちょっとしたことや各個人が抱えていること。困っていることを各自書いたり、人のものを見たりとか。

――なるほど。ちょっとした会話ができない分、気になったことをScrapboxに書いて、夕会で改めて話すんですね。ツールは無料ですか?

二宮 Daily Habitsチームは無料(Business Starterプラン)使っています。

開発チームはオンラインコミュニケーション上手!

――夕会以外にも集まりはあるんですか?

二宮 開発チームはモブプログラミング※をしているので、午後はエンジニア(フロントエンド、バックエンド、インフラ)でオンラインで集まってプログラミングしています。何か私が気になることがあれば、モブプロに入って確認していくような流れです。

モブプロ自体は社内で以前から取り入れているんですが、開発チームはコミュニケーションをしっかり取っていると感じますね。

※モブプログラミング…3名から5名程度のエンジニアが1つのモニター、1つのPCを共有して行う開発手法。
medibaでの取り組みの詳細はこちら( medibaCreator × Engineer Blog )
モブプログラミングはじめました

試行錯誤でつくりあげたオンラインミーティング

――やはりお噂通り、Daily Habitsチームは工夫してコミュニケーションを取っているんですね。ちなみにプロダクトを超えてオンライン上でやり取りすることはありますか?

篠田 あります。毎日プロダクト横断での夕会もあるんです。そこでお互いに話したいことやナレッジをシェアしています。テレワーク環境下だとコミュニケーションは質よりも量なのかな、と思いますね。

――質より量!しびれますね。でも毎日MTGをやることってグループ内でもいろんな意見がありそうですが……。テレワークでも毎日の実施はすぐに軌道にのりました?

二宮 テレワーク以前から試行錯誤でしたね。最初は朝会で集まっていたんですが、朝は出社時間にバラツキがあるので参加率が芳しくなく夕会になることがありました。あと夕会で何話すべきか?についてもつまずきました。そもそもプロダクト横断での会もこの時間いるか?とか。

とりあえず、「なんでも話をしていい」というコンセプトを決めて、まずはその話のメモを取ることから始めました。次の日にそのメモを見るところからスタートする。少しずつそれが普通になってきて、いつしかメモがアジェンダとなっていくような、そんな手探りでテレワークでの会をつくっています。

――そうなんですね!!みんなでつくり上げたその会、私も参加してみたくなりました!いいですか?

篠田&二宮 もちろん!ぜひ参加してください!


Daily Habitsチームのテレワーク下のコミュニケーションは最初から出来上がったものはなく、チームみんなが意見しあってつくり上げた場だからこそ、だれもが発言もしやすく、リアルと変わらないくらい円滑にコミュニケーションを進められているのですね。

▼第2回はこちら


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