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バックエンドからインフラへ。medibaで感じるエンジニアとしての成長

父の影響で子どものころからPCに慣れ親しんできたというH.M.。

大学でプログラミングを学び、バックエンドエンジニアとして就職。その後medibaに入社と同時にインフラエンジニアに転向し、社内のITインフラを支えています。

エンジニア一直線のH.M.に、これまでの歩みやいま実感している自身の成長について話を聞きました。

H.M.
インフラエンジニア
2022年にmedibaへ中途入社。前職ではバックエンドエンジニアとしてスマートフォン向けゲームアプリの運営を担当しつつ、インフラ業務なども幅広く経験。medibaでは現在、社内の基盤管理やセキュリティ体制の改善業務で活躍している。


PCに魅了されエンジニアの道へ一直線

——エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

プログラミングに興味を持ったのは、父の影響が大きいです。父はPCでの映像制作のほか、広い意味でエンジニアとして仕事をしていました。

父が楽しそうに作業をする姿を見て自然と興味を持つようになり、自宅のPCでFLASHのゲームをつくったりしていました。

その後、大学はプログラミングを学べる学部に進んで、卒業後はスマートフォン向けのゲーム運営会社に就職。最初はバックエンドエンジニアとして働き始めました。

——前職ではどのような仕事をしていたのですか?

その会社ではゲームの開発は行っておらず、既存の有名タイトルを買い取って運営するという事業形態でした。会社規模があまり大きくなかったこともあり、バックエンドとしてプログラミングをするだけでなく、ゲーム内の新しいキャラクターを考えたりグッズ制作に携わったり、出展するイベントに参加したり、なんでもやっていました(笑)。

忙しさはありましたが、開発領域以外からもゲームの体験を向上できるのはおもしろかったですし、ロジックを考えてそれを実装するサイクルがどんどん回せていたので、バックエンドとしてのものづくりにやりがいを感じながら取り組んでいました。

PCで作業している様子の写真

——なぜバックエンドからインフラに転向したのでしょう?

きっかけは、外注していたインフラ業務のベンダーコントロールを担当するようになったことです。企画の仕事などと同様にインフラの業務についても少しずつ自分で手を動かすようになり、重要性やおもしろさを感じるようになりました。

前職では最終的にバックエンドとインフラを兼務するようになったのですが、AWSを中心に世界中で普及した技術にもっと触れたいと思い、medibaに転職するタイミングでインフラエンジニアに転向しました。

エンジニアとしての成長を実感する日々

——medibaを選んだ理由は?

大学時代の同級生がmedibaで働いていて、リファラル採用の枠で紹介してもらいました。決め手は、面談や面接をしてくださった先輩社員にひかれたことですかね。

入社前に3名の方と話したのですが、みなさん知識が豊富なうえに新しい技術への感度も高く、「この人たちと一緒に仕事をしてみたい」と思いました。

また、個々人の技術に対する好奇心の大きさや、社内の勉強会が頻繁に行われていること、社外のイベントへの参加も積極的だと聞いて、成長環境が整っていると感じたことも理由のひとつです。

——実際に入社してみて、働く環境はどうですか?

先輩社員のみなさんが技術への意欲が高いので、毎日刺激をもらっていますね。インフラ業務の奥深さにも触れることができて、日々成長を実感できています。

入社後に初めて担当したのがAWS VPNの構築だったのですが、わからないことだらけでかなり苦戦しました。

そもそも、当たり前のようにつかっているものを自分でつくることなんかできるのだろうか……、というところからのスタートでしたが、ひとつずつ新しい技術を身につけ、先輩にサポートいただきながらつくり上げることができました。

この業務ではできないことが多くて正直結構へこみましたが、チャレンジを後押ししてくれる人に囲まれている環境だと感じることができましたし、最終的にVPNの仕組みを理解することができて自身の成長も実感できました。

同僚と会話している様子の写真

——入社から約2年。いまはどのような業務を担当されていますか?

ひとつは、社内で使用するサービスの基盤管理です。アカウントや権限まわりの管理、ツールの移行時のインフラ構築、SaaSツールのコスト管理などを行っています。

もうひとつは、社内のセキュリティ体制の改善で、サービスデリバリー速度向上のためのAWSガードレール構築やKDDIの監査の対応を担当しています。

サービスの基盤管理は社内の方からの需要が大きく、セキュリティに関わる業務は重要度が高いのでそれぞれやりがいを感じながら取り組んでいます。

さらに新しい分野にも挑戦

——インフラ業務のどういうところにおもしろさを感じていますか?

AWSやGO言語など、普及している技術をつかってものづくりをすることですかね。

前職のバックエンド業務は、自分で考えたロジックを実装していくという部分ではものづくりをした感覚は大きかったですが、世の中に広く流通している技術に触れる機会は多くありませんでした。

主流の技術はつかう人が多いので、集まる知見の量も膨大です。それらに触れていると自分の知識を増やしたり視野を広げるきっかけになりますし、結果的にものづくりの幅を広げることにもつながります。

どちらも経験して、いまはインフラの仕事の方がものづくりのおもしろさを感じています。

——これからはインフラエンジニアとしての道を極めていくのですか?

セキュリティやクラウドまわりの技術も身につけていきたいです。いまの業務の中でもバックエンドの経験が役立つことは多々ありました。考えられる視点が増えれば手札も増えて、いいものづくりができるようになると思っています。

それに、AIをうまく活用するためにも、バックエンドやインフラにくわえて新しい分野にも挑戦して、これからの時代に必要とされるエンジニアになっていきたいです。

おまけ! H.M.のちょこっとメモ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます! 最後に人となりをもっと知ってもらうべく、3つ質問をしてみました。

Q:趣味は何ですか?
A:趣味はたくさんあります。ゲームやバイク、スキューバダイビング、ピアノ、キャンプ……、いろいろやっています。

Q:おすすめの旅行先を教えてください。
A:北海道がダントツでおすすめです!魚、道、自然、素晴らしいものがたくさんありました。

Q:最近あったいいことは?
A:入籍したことです。想像以上に多くの人にお祝いしてもらったこともうれしかったです。

📝編集後記

好きこそものの上手なれ。
バックエンドからインフラへ転向しても、ものづくりのおもしろさを感じて新しいことに挑戦する前向きな姿を見ながら、その言葉をずっと思い浮かべていました。同時に、その意欲を支えてくれる上司や先輩、同僚に囲まれて仕事に取り組めていることも伝わってきました。
ご結婚おめでとうございます!

mediba+編集部 組橋信太朗のプロフィール画像
2017年中途入社。カレーとチャイと植物観察が好きな二児の父。「medibaのここがなんかいい」を言葉にして伝えられるようにがんばります

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