「痩せたい」という目標ではなぜだめなのか? SMARTの法則で見直そう!
私は学生時代、ラグビーに明け暮れていたので、いわゆる「ガチムチ体型」です。
現役中はもっと体重を増やしたいと思っていたのですが、引退後はその体型を活かす場面はそうそうなく、逆に今は痩せたいと思っています。と言っても願うだけで体型が変わることはなく、むしろコロナの影響で運動不足になり増えてしまうのでは……と不安を感じていたときに研修で知ったのが「SMARTの法則」。
これを学んだことで私の考えは一変! 「痩せたい」という目標が「SMARTの法則」でどのように変わったのかをお伝えします。
SMARTの法則とは?
私の「痩せる目標」の前に、まずは、SMARTの法則とはどんな法則なのかを説明します。
SMARTの法則とは目標設定のフレームワークのひとつ。
「Specific(具体的に)」「Measurable(計量性)」「Achievable(達成可能性)」「Relevant(関連性)」「Time-bound(期限)」の頭文字をとった言葉です。
以下は、それぞれをもう少し具体的にまとめたものですが、自分の目標をこの項目に当てはめて考えていくと、どのようなアクションをすべきかも含め目標が明確になる、という優れものです!
SMARTの法則を活用しよう
というわけで、私の目標「痩せたい」をSMARTの法則で考えてみました。
S:体重を20キロ減らす
M:毎日2キロ走る 水を一日2ℓ飲む
A:まずは10kg減量する
R:海に行って恥ずかしくないように
T:7月初旬まで
SMARTの法則で考えてみると、具体的なアクションも考えて文字にするので、例えば「体重を10キロ減らすために毎日2キロ走るだけで足りるのか?」など見直すことができます。道に迷ったときに見返すことで指標になることもわかりました。
改めて私の目標は「7月初旬までに体重を10キロ減らして海に行く」になりました。到達するために毎日2キロ以上走って、日々アクションをアップデートしたいと思います!
ビジネスにも役立つ
「痩せたい」という目標も私にとっては大事ですが、せっかく社会人になったということで、次は配属までの研修中の目標を立ててみました。
少し大きな目標を立てましたが、SMARTの法則を活用して考えると、なんだか実現できそうな気がしてきました!
最後に
最後に研修を受ける前と後での考え方の違いを、同期のメンバーにもインタビューしたので一部紹介します。
受ける前
・ざっくりとした目標しか立てることができなかった
・遠いゴールだけが見えている状態でやるべきことがわからなかった
・達成できずに諦めることがあった
受けた後
・ゴールが見えることでモチベーションが向上した
・達成までのプロセスが明確になったことですぐに行動できた
・アクションを計量化することで反省や評価がしやすかった
SMARTの法則を活用して目標設定をすると、目標が明確になり、かつ評価もしやすくなります。「痩せたい」のようなプライベートなものから「主体的に業務に取り組む」といった仕事に関するものまで、目標の大小に関係なく活用することができます。
汎用性の高さを実感できたので、これからの仕事で目標設定をする際にはSMARTの法則を活用したいと思います。
今回の私の例を参考に、みなさんもSMARTの法則を活用して目標を立ててみてはいかかでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!