業務品質向上活動(LCOP)って?ムダを省いて大きな成果へ
このたびmedibaは、KDDI 2018年度“業務品質向上賞”にエントリーし、2部門で受賞いたしました。そこで今回は、社内で同賞の取りまとめを行った品質管理部の小野、中筋、森本に、受賞までの道のりを話してもらいました。
日常業務の見直しから、大きな成果へつなげる
――“KDDI業務品質向上賞”とはどのようなものなのでしょうか。
小野 まず、業務品質向上活動(Low cost operation:以下LCOP)というものがあります。これは、日常業務のプロセスを見直し、業務の品質を高める活動です。業務上のリスクを低減し無駄を省くことで、より大きな成果につなげていくという目的があります。業務品質向上賞は、KDDIおよびKDDIグループ会社において、LCOPの中でも、極めて意欲的で優秀な成果を挙げた案件に対し、授与されるというものです。
中筋 日常業務の無駄を省くというのは、どの企業も考えているし、取り組んでいる。でも個々で考えて実施していくよりも、他の企業の取り組みも知って、自分たちが困っていることの解決のヒントをもらう方がより効率がいいと思っています。そういう意味でも参加は有意義なことだと考えています。
森本 今回は100件を超えるエントリーからKDDI社員約500名による一次選考を突破し、 medibaは、2つの案件がそれぞれ「特別賞」「奨励賞」の 受賞に至りました。
――エントリーのきっかけ、経緯について教えてください。
小野 実は2015年度より継続してエントリーしています。当時、medibaの参加はマストではなかったのですが、「medibaの頑張りをもっと外に伝えていきたい」ということと、親会社、グループ企業内でのつながりや取り組みが増えたらいいな、くらいの気持ちでスタートしたのを覚えています。
森本 2017年に奨励賞をいただけたので、今年度(2018年度)はさらに大きい賞を獲りにいこう!と動き始めました。社内での業務品質向上賞への理解も徐々に深まっていましたし、何かしらの賞は獲れる……!という予感がしていました(笑)。
メンバーそれぞれのアクションを一つの活動にまとめ上げる
――さらに上を目指すことにしたのですね。どのようなことが大変でしたか?
小野 社内の認識合わせ、とりまとめが非常に難しかったですね。どのような活動だったのかを、ただ書けば良い訳ではないですから。どれだけ素晴らしい活動なのかを、見たことがない人にも伝わるように書くのには苦心しました。
メンバーごとに取り組んだ範囲が異なると、自身が頑張ったと思うポイントも異なりますし、取り上げてほしい部分にもずれがあったりするものですし。それぞれのメンバーの頑張りを一つの活動としてまとめ上げるというのは難しいですね。
森本 そういう意味では、mediba Awardsで様々な活動を知ることができるようになったのは非常にありがたかったですね。以前は社内でのネタ探しも自分たちでコツコツ行っていたので。社内の幅広い活動を知るよいきっかけになりました。
――この一連の活動を通じての学び、変化はありましたか?
小野 業務品質向上賞をはじめて知った時、これだけ大きな企業がLCOP単独で賞を設けていることは素晴らしいと思いました。自分たちもこういった活動の大切さを忘れずにやっていきたいですね。
中筋 選出コメントがしっかり書かれていて、来年度のエントリーへのモチベーションも上がりました。特別賞を受賞したチームの「イライラマップ」は審査員にかなり刺さっていたようです。役職問わず皆で取り組んだというのも、評価されていました。
小野 受賞したチームが喜んでくれているのをみて、私たちもやってよかったと心から思いました。こういった活動を社内外に伝えていく重要性を改めて認識しましたね。
――では、来期に向けての意気込みをどうぞ!
小野 LCOPの考え方をmedibaでも根付かせたいですね。スポットにするのではなく、毎年注目されるような取り組みを継続して行っていきたいです。
中筋 日々の業務、身近な業務でも賞を獲れるようにしたいです。今行っている業務の上で、そういった賞も獲れるというのはモチベーションになると思います。もちろん自分たちのチームでも意識して取り組んでいきます。
森本 そうですね、継続して進めていって、次はもう一つ上の賞を狙いたいです。そのためのサポートをしっかりしていきたいと思います。
品質管理部の皆さん、ありがとうございました。
今後もmedibaのコアビジネス取り組み事例や、部門横断プロジェクト、社内イベントなど、さまざまな活動をお伝えしていきます。
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