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「Designship」登壇の裏側!“イエスマン”なUXデザイナーが得た学び【mediba Designers #16】

medibaのデザイナーたちが、取り組みや知見を月イチで発信していく連載企画「mediba Designers」。

第16回はUXデザイナーの渡邊 陽介(わたなべ ようすけ)が登壇した、日本最大級のデザインイベント「Designship」について。当日の裏側やここで得た学びについて語ります。

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こんにちは。UXデザイナーの渡邊です。

先日、日本最大級のデザインカンファレンスである「Designship」へ登壇してきました。今年はmedibaが本イベントのゴールドスポンサーになったことでの「スポンサー枠」ではあるのですが、medibaを代表しての登壇ということには変わりなく、自分にとっては大きな経験となりました。

今回はDesignship登壇までの苦労や、ここで学んだことを発信してみようと思います。


ことの始まり

「Designshipに登壇してみない?」
「よくわからないけど出ます」

昔に観た『イエスマン』という映画にモロに影響を受けている僕は、そんな軽いノリで登壇を決めました。

公式サイトや、過去のアーカイブ映像での登壇者たちはとてもかっこよく輝いており、自分も同じようにその場に立てることを想像してワクワクしました。

テーマ選びでの悩み

登壇テーマにいきなり悩んだのですが、まずはこんな4案を出してみました。

登壇テーマの候補
登壇テーマの候補

せっかくDesignshipで何か発表するのならやはり①のように専門的な話をしたいなと思っていましたが、業務内容を明らかにすることが難しくボツに。

今回は発表時間が5分しかなかったため、「これをみたデザイナーが明日から実践できるようなこと」を伝えようと思い、より時事的な②をテーマに発表することにしました。

medibaの強みとしてはやはりインタビューの数をこなしてきたことなので、我々がUXリサーチにおいて受けたコロナの影響の経験は伝えるべき知見であると思いました。

高まる緊張……、そして本番

時はあっという間に過ぎ去り、登壇前日のリハーサル。

過去に新卒向けのUX研修や社外との交流も主導したことがあったので、正直この時までDesignshipの登壇も似たようなものだろうとたかを括っていました。

しかし、実際の会場でのリハーサルでそれが間違いだったと気付かされました。

たくさんの機材、真剣なスタッフの皆さん、自分に向けられる大きなカメラ、巨大なバックスクリーンに映される自分の作った資料。どれも初めての経験で頭が真っ白になりました。

リハーサルはすぐに終わりましたが、一気に危機感を感じたことを強く覚えています。(帰ってすぐに何度も発表の練習をしました……)

本番当日は朝からずっと胃が痛く、正直登壇時の記憶は緊張からかあまり残っていません。上長や仲間から「よかったよ」と言ってもらえたので、きっとうまくいったのでしょう……(笑)。

他社デザイナーとの交流

自分にとって登壇してよかったことは、他社のデザイナーさんと話ができたことでした。

登壇者たちとの仕事の話がなによりよい刺激になりました。普段どんな業務をしているのか、どんな会社で働いているのか、仕事に対する熱意など、どれもとても興味深かったです!

皆さん気さくで、登壇する様子もとても立派で勉強になりました。いつか彼らと仕事が一緒にできたらいいなと考えてます!

Designshipで伝えきれなかった話

Designshipでは「オンラインUT実施のために私たちが超えた3つの壁」というテーマでお話させていただきましたが、時間の関係から伝えきれなかったことを、この場を借りて補足したいと思います。

1.被験者から見えない場所でのリアルタイムのチャット議論の有益さ


みんなで議論
みんなで議論

資料上に軽く記載しただけで深く触れなかった部分ですが、インタビューを観察しながら見学者同士がオープンな場でリアルタイム議論をすることでたくさんの発見がありました。

ここでのポイントはUI/UXデザイナー以外の職種からもラフな感想や気づいた点がたくさん発言されていたことです。

普段からブリーフィングとしてそのインタビューの振り返りの議論の時間は取っていましたが、皆さん忙しいので調査にちゃんとアサインされていないサービス関係者がどう思っているのかがなかなかわからずにいました。

インタビュー中は常に集中して、どんな発話も行動も見逃すまいとしていますが、見学者の数だけ違う視点が存在します。その中には我々がデザイナーだからこそ気づかなかった事もありました。

2.日本全国の人に話を聞ける強み


日本全国にインタビュー
日本全国にインタビュー

オンライン調査の強みとしてひとつ挙げたのが、場所にとらわれずユーザーに話を聞けることです。

本当は登壇時に具体例も出したかったのですが、これも時間の関係で省略してしまったのでここで記載したいと思います。

少し前、オンライン調査で音楽ストリーミングサービスについてインタビューをする機会がありました。以前も似たような調査は行ったことがありましたが、その時は「medibaに来社できる」という条件があったため、都内に住んでいる人がほとんどでした。

すると必然的に、調査で重要な「そのサービスの利用シーン」が限定されてしまったんです。

具体的には交通手段です。都内の被験者は電車で移動する方が多く、移動中に利用シーンが偏る音楽サービスは移動手段が変わるとその本質も変化します。

オンライン調査で関東圏以外の方々に話を聞くと車の移動が多く、「運転中の操作が不可能であること」や、「自分以外に一緒に音楽を楽しむことが多いこと」など、今まで見えてこなかった利用シーンが見えてきました。利用シーンが違えばニーズも変わりました。

よく考えるとサービスが日本全国に向けたものであるのに、一部のセグメントの人にしか話を聞かないのはおかしな話なのですが、そんな当たり前のことにコロナ禍以前は気づけなかったのも事実です。

学んだこと(まとめ)

今回のDesignshipではたくさんの学びを得ることができました。

1つ目は自分が今までやってきたことの振り返りになったこと。振り返ると自分が何をやってどれくらい成長したのかがよくわかりました。自分の経験を改めて実感することは自信になると共に、それ以降の業務でも過去の経験を引き出すことができました。

2つ目は、社外のデザイナーと会話ができたこと。やはり相対する人が変わると学びも大きく変わります。成長する環境が違えば、違った知見もあるでしょう。興味深く面白い話がたくさん聞けたことでよりこのUXデザインというものの奥深さを学ぶことができました。

3つ目は、自身の知見をこれだけ多くの人に伝えるという経験ができたこと。規模の大きさにとてつもない緊張をしましたが、その緊張感やどうすればより伝わるかなど今回登壇しなければ気づけなかったこと、知らなかったことがたくさんありました。

やはり今回のように何事にもチャレンジすることは大きな成長につながると実感しました。皆さんもぜひ一度、「イエスマン」になってみてください。きっと大きな発見や学びがあるはずです。


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