【HAPPYの秘訣】アライアンス企画担当者が語る、いい企画を生むための日々の過ごし方
個性豊かなmediba社員の魅力をお伝えする企画「HAPPYの秘訣」。
今回は、アライアンス企画部の新規ビジネス企画グループの斉藤 美紀(さいとう みき)。
新規事業や広告メニューなどの企画・推進を行う彼女は、新しいアイデアをどのようにして生んでいるのか。仕事につなげるための日々の過ごし方について聞きました。
ベンチャー→ゲーム会社→mediba
――まず、斉藤さんが所属するアライアンス企画部が何をする部署なのかを教えてもらえますか?
斉藤 広告営業や渉外など他社とのアライアンス関係の業務、広告メニュー、自社サービスの広告や特典の企画、新規事業の企画と推進を行っています。KDDIに限らず、協業先、広告代理店、事業会社などとにかく他社との関わりが多い部署ですね。
――その中で斉藤さんは何を担当されているんですか?
斉藤 私は『auスマートパス』の新規特典の開拓と新規プロジェクトの推進をしています。今の部署に来たのは2019年4月なんですが、それまでは前職の経歴もあり『auゲーム』のプロモーション周りを担当していました。
――前職は大手ゲーム会社に勤めていたんですよね。企画やマーケティングのイロハはそこで学んだんですか?
斉藤 いえ、その前にマーケティング戦略のプランニング会社にいたんですが、そこでの経験が大きいですね。「売るということはどういうことか」をイチから叩き込まれました。小さい会社なのでプロモーションとか現場のディレクションとかとにかく何でもやっていて、ハードでしたけどいい修業になりましたね。
で、大手ゲーム会社に転職してからは、スマホアプリを扱う部署でマーケティング、プロモーション、アライアンス、ライセンス、今のmedibaでの業務につながるような仕事をしていました。
日常はネタの宝庫
――事業的なものからコンテンツなど細かいものまでさまざまなものを企画していると思うんですが、新しい考えを生み出すコツってありますか?
斉藤 基本的にずーっと考えてますね。プランニング会社時代に、「日常のあらゆることが企画のネタになるから、とにかく外に出て、見て、聞いて蓄積したほうがいい」と教えられたんです。それを今も習慣的に実践しています。
だから休みの日は遊びとリサーチを兼ねていろんなものを試しています。渋谷パルコのリニューアルオープンを見に行ったり、百貨店の季節フェアをチェックしたり、飲み会のお店の客層を見たり……。
それから最近ドラマ化されましたが「絶メシリスト※」のニュースを見たときは、何かに使えないかと問い合わせをしてみたり、あとは定期的に新商品をスーパーでチェックしたり、というようなことをやっています。
仕事と関係ないように見えても、例えばターゲティングの材料になったり、何かのサービスのコラボ特典として提案することもできたり、本当になんでも仕事につながる可能性があるんですよね。
※絶メシリスト:2017年に高崎市が発信した「絶やしてしまうには惜しすぎる絶品グルメ」を集めたWebサイト
――仕事とプライベートの境界線をあいまいにしているんですね。
斉藤 それが全然苦じゃなくて、むしろ楽しいんですよ。今はゲームに特化しているわけじゃないのでオールジャンルで考えないといけない。でもせっかくならどんなことも趣味として楽しんでやったほうがいいですし、その方が長く続けられるんじゃないですかね。
休日遊びとリサーチを両立
――何事も楽しむって意外と難しくないですか?
斉藤 趣味って言いましたけど、実は昔からずっと続いているライフワーク的な趣味はないんですよね(笑)。強いて言えば出かけること自体が好きですが、それくらいのゆるさが逆にいいのかもしれない。
気になる美術館の特別展に行くのも、スーパーに買い物をしに行くのも私にとっては同じように楽しいことなんです。そこでの「おもしろいこと」を探して、その「おもしろい」をしっかり分解するんです。
そうすると理解が深まって自然と楽しめるし、やりたいことが増えていくんですよ。で、それがプランニングの材料にもなっていくので、ますますプライベートと仕事を区別しなくなりましたね。
――今後やりたいことはありますか?
斉藤 もっといろんな企画を提案したいですね。アライアンス企画部は今4人なんですが、営業、広告、新規事業、各自がそれぞれの担当を持っている状況なんです。特に新規事業なんかは大小さまざまなアイデアが必要になるので、マネタイズにつながるいい企画を出していきたいです。
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