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mediba東京オフィスリニューアルレポート③ 新オフィスに散りばめられた吹き出し、これは一体何?

突然ですが、下の写真の「あいあい1」と書かれた吹き出し、これ一体何だと思いますか?実はこちら、来客用ミーティングスペースのプレート看板なんです。新しくなったmedibaの東京オフィスには、この他にもちょっと変わったネーミングの会議室やブースがたくさんあります。

一般的な「会議室1」や「大会議室」などではなく、このようなユニークな名称になった理由とは…?リニューアルレポートのラストとなる今回は、オフィス内のエリア名及び会議室のネーミングと看板プレートのデザインを担当した、クリエイティブセンター所属の3名に話を聞きました。

ネーミングを担当したのは、UXライティングチームのメンバーでもある石本と渡邉。デザインは、UIデザイナーの小林が担当

ぺちゃくちゃ、もしもし、モクモク…!?

――ネーミングや看板のデザインがポップでmedibaらしいなと思いました。

石本 オフィス内のエリア名、会議室名すべてオノマトペ(※)で統一しています。オフィスリニューアル前もオノマトペを名称に使った会議室があったので、今回はそれを踏襲し、リニューアルで新設された会議室や個人ブースなどに広げた形です。

※「ピカピカ」「ワクワク」「イライラ」など、さまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。

出典:Weblio辞書

渡邉 元々あった会議室の名称からすべて新しくすることも考えましたが、オフィスを別の場所に移転するわけではなかったのと、全部変えてしまうと社員の皆さんがまたイチから覚え直すのが大変になるだろうということで、オノマトペ案に落ち着きました。

石本 オフィスリニューアルプロジェクトのメンバーに新オフィスの見取り図を見せてもらいながら、何を目的とするエリア/会議室なのかを説明してもらい、それがすぐに伝わる名称を目指しました。オノマトペを採用したのはその点でもよかったかなと思います。

小林 記憶に残りやすいネーミングですよね。私はそれを受けて会議室やブースに設置する看板プレートのデザインを担当させてもらったのですが、何をする場所なのかが直感的にわかるように、それぞれの名称や雰囲気に合った色を使うようにしました。具体的には、打ち合わせなどで賑やかな場所は暖色系、集中して作業をする場所は寒色系を使うなどしているので、利用者にそれが伝わればいいなと思います。

覚えやすくて誰でも認識しやすい名称/デザインに


――名称やデザインを考えるにあたって難しかったことはありましたか?

渡邉 オノマトペにするというのを最初に決めたので、その中で考えるのが難しかったです。例えば、個人で黙々と仕事をするブースだったら「モクモク」や「シュクシュク」、「カタカタ」など候補が浮かびやすいのですが、来客スペースはイメージが湧きにくかったですね。すぐ考えられた名称とひねり出した名称がありました。

石本 あとは、表記をローマ字にするのかひらがなにするのかカタカナにするのか、それを決めるのも難しかったですね。オフィスリニューアル前はローマ字のみで表記されていたのですが、ひらがなやカタカナのほうが印象に残りやすいし、ローマ字だけだとパッと見てわかりにくいという意見もあったんです。

渡邉 私たちの間で決めきれなかったので、リニューアルプロジェクトの方たちも合わせてそれぞれ候補となる名称に投票して再度検討し、最終的には小林さんの提案もあって、会議室とブース名はカタカナとローマ字を併記することになりました。また、リニューアル前はエリアの名称はなかったのですが、エリアごとに働き方をイメージできる名称をつけたことで、自分が今どの辺りにいるというのを他の人に伝えやすいですし、新たにフリーアドレス制になりましたが、社員の皆さんが混乱することなく働けていると思っています。

小林 私は新卒1年目だったということもあり、デザインの依頼があった時は不安な気持ちが大きかったです。リニューアルプロジェクトの方たちは「自由にお願いします」という感じだったので、それが余計プレッシャーになって…(苦笑)。ですが、先輩社員にコンセプトやラフ制作の段階から何度もフィードバックをいただいたり、進行についてもサポートしてくださったので、無事にやり遂げることができました。オフィスのあちこちに看板プレートが設置されているので、最初見たときはこんなにも多いのかと驚きましたが、色々なことが思い出されて感慨深かったです。

新しいオフィスに早く馴染んで使われてほしい

――リニューアルしてより働きやすくなった新オフィスに一役買いましたね。

小林 medibaらしいHAPPYなデザインにしたいと思って制作したので、そう言っていただけると嬉しいです。色々なデザイン案を制作しましたが、その中でもこの吹き出しデザインは場所を明確に示すことができるので、ポップな見た目ですが「デザイン性」と「実用性」を両立することができたかなと思っています。

石本 「もしもし」「モクモク」「テキパキ」「ひそひそ」など、その言葉の響きだけでなく小林さんが制作された素敵なデザインも相まって、社員の方たちに覚えてもらいやすいものになったと思います。

渡邉 リニューアル前のオフィスでは、社内で他の社員と待ち合わせをするときに「〇〇が近くにあるあの辺りで」という会話をしていたので、新しくネーミングされたエリア名などを覚えてもらい便利に使ってもらえたら嬉しいですね。

今回のオフィスリニューアルがゴールではなく、medibaの東京オフィスはその時々に最適なオフィスへとこれからも進化を続けます。3回にわたってお届けしたオフィスリニューアルプロジェクト記事を楽しみに読んでいただいた皆様、どうもありがとうございました!


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