オンラインでも「気軽に雑談」する方法【ちょっと教えて!突撃ee部!】
2020年3月より徐々にテレワーク勤務となったmedibaですが、社内ではどのような方法でオンラインコミュニケーションを行っているのでしょうか?
エンプロイーエンゲージメント部(以下、ee部)※が、円滑なオンラインコミュニケーションを行っているという噂の部署を突撃インタビューする企画【ちょっと教えて!突撃ee部!】。第2回は編集部に突撃です!
▼第1回はこちら
「オンラインでのコミュニケーションに課題を感じている」という皆さん、ぜひご覧ください。
※エンプロイーエンゲージメント部についてはこちらもご覧ください。
第2回のインタビューは、au Webポータルのニュース面の編成、改善施策、特集の企画・制作などを行なっている「ニュース編集1グループ」の2人にお話を聞いてきました。
――第2回目インタビューはニュース編集1グループです! 江村さん、小澤さん、今日はお時間いただきありがとうございます。
江村&小澤 お疲れさまです、よろしくお願いします。
――早速ですが、編集部の皆さんはオンラインでのランチ会などを頻繁に開催されているというお話を伺いました。そのきかっけをお聞かせください。
小澤 medibaの編集のチームは3つのグループに分かれているんですが、私たちニュース編集のチームは割とオンラインでのやりとりがあるものの、それ以外のチームとは話す機会が少なくて。
2月に入社された方の歓迎会もできないままリモートワークに突入したということもあって、オンラインで歓迎会をやってみよう!という流れになったことがきっかけですね。それが3月の下旬、「ZOOM飲み」が話題になっていた頃です。
――3月下旬ですでに!
江村 一人暮らしのメンバーなど、リアルで話す場がなくなってコミュニケーションが取れず寂しいという声があがったのもきっかけのひとつです。
他のチームは朝会などやっていると思うんですが、1グループにはそういった集まりはなかったので、他のチームの事例をメンバーから聞いて、社内コミュニケーションツールであるSlack内で雑談用のチャンネルをつくったり、オンラインランチを開催したりしました。
育児中だったり翌日の朝の業務状況(シフト制で早番勤務は6時ごろから……!)だったりメンバーそれぞれの事情もあり、夜では集まりにくいので、お昼開催にしました。オンラインの新卒入社社員の歓迎会やお茶会などもやりました。
全員参加ができないからこその「フリートーク」の場
――テレワーク開始直後からオンラインでのコミュニケーションが盛んだったんですね。参加についての決まりごと等はありますか?
小澤 基本的に自由参加です。参加したい人が来ればいいというスタンスで、途中の入退場も自由にしています。
私たちはニュース編集という仕事上、交替をしながら365日稼働しているので、全員が揃うことがないんですよ。みんな揃うのは難しいんですが、全10回開催した中で、どのメンバーも1~2回は参加しています。
――10回! それはすごい!
江村 一人暮らしのメンバーも多いので、夜の飲み会も嫌がることなく参加してくれます。マネージャー陣もお子さんと一緒に参加したり。普段仕事ではプライベートを見せることはあまりないんですが、オンラインでの飲みやランチでは、散歩の時に見つけた面白いものや「なに食べてるのー?」といったラフな会話で息抜きしています。
――そうした会では仕事の話などは出ないですか?
江村 雑談が中心で仕事の話はあまりしないですね。中途入社のメンバーが多いので、前職は何をしていたとか、趣味の話とか。業務のかたわら、耳だけ参加もOKにしています。
――とても気軽な感じで素敵です。参考にしたチームなどはありますか?
小澤 占いのチームなどの取り組みは参考にしました。
The 雑談でこまめに息抜き
――オンラインでの密なコミュニケーションを取られている編集部の皆さんですが、実施してみて良かったことがあればお聞かせください。
江村 グループ内では毎週1on1で話をしているので普段の様子が分かりますが、違うグループのメンバーになると何をやっているのか本当に分からないので、そういう部分が見えるというのはありますね。今どんなことをしていて忙しいとか大変とか。黙々と作業をしていて息が詰まったりする場合の、息抜きの場にもなっていると思います。
――なるほど! 息抜きの場になっているのは良いですね。ちなみに、先ほどお話に出てきたSlackの雑談チャンネルも皆さん盛んにつぶやいたりするのですか?
小澤 オンラインランチのお誘いや、街で見かけた面白い看板などのコネタや、飲み会の時の写真などを投稿しています(笑)。
――それは気になりますね(笑)。
小澤 例えば……、
小澤 散歩中に見つけた一文字だけのインパクトのある看板の写真とか……、
小澤 迷い犬を見つけたときに撮った写真(投稿した編集部員の活躍によって無事に飼い主のもとに帰れたそう)とか、本当にたわいもない雑談で楽しんで息抜きをしているかんじです(笑)。
場づくりは「気楽さ」と「自由さ」がポイント
――ところで、皆さんは仕事上でのオンラインコミュニケーションで工夫されていることはありますか?
小澤 ニュース編集をしているメンバーは、口頭での確認や画面共有による複眼での確認が必要なので、1日1〜2回の頻度でGoogle Meetを繋いで業務の引継ぎなど行っています。
――1日1〜2回とはさすが頻度が高い!リアルで行われていたコミュニケーションがそのまま引き継がれているんですね。
江村 あとは、参加しやすい場づくりですかね。我々ニュース編集はシフト制なんですが、メディアの編集業務を担当するグループなどシフトに入っていないメンバーもいるので、気軽に参加できる場づくりをしないと、話をする機会がないんですよ。
だけど、オンラインのランチ会などで「誰とも話さずに1日が終わっていく……」ということはだいぶ少なくなった気がします。
――それは素晴らしい!
小澤 最初「気楽さ」は必要だよねって話はしていました。強制されると「業務なの?」と思ってしまうので。参加しやすくなるように「ちょこっと話したいけどすぐに落ちてもOK」という、オンラインならではのことをやってます。あとは、お昼の時間帯で設定すると参加しやすいかな、などは意識していますね。
――実施の回数が多いと、日に日に参加者が減っていくということはないですか?
江村 それはないですね。そもそもが自由参加なので、時間が空いたから来ました〜というメンバーもいたりして、出るのも入るのも個人のタイミングでOKということが浸透していると思います。
開催の時間はお昼だったら1時間から1時間半、夜だったら3時間くらいですかね。夜のシフトの休憩に合わせて17時からスタートしたりしています。その後の延長は個人にお任せです。
ツールはGoogle Meetを使っています。参加者がパネル表示されるので、ひとつの画面でみんなの顔が見えるのが良いです。
――オンラインでもすごく自然なコミュニケーションが形成されていますよね。
江村 さまざまな個性を持ったメンバーがいるので、それぞれが好きなようにやればいい。その場を設けているだけなんですよね。何をしなくてはいけないなどもない。顔を出してくれるメンバーが来るたびに乾杯したりとか、とにかく自由にやっています。
――リアルでのコミュニケーションが盛んだったからこそ、なんですね。編集部の集いはとても楽しそうです。次回、飲み会があった場合には参加させて頂いても良いですか?(前回と同じ展開……)
江村&小澤 もちろんです!
テレワークに入る以前から雑談やちょっとした会話が多かったという編集部のみなさん。
その日常がテレワーク環境下でも継続できる取り組みを無理なく実践されているところが、円滑なコミュニケーションの秘訣かもしれませんね。
それでは、次回の「ちょっと教えて!突撃ee部」でお会いしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!