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【ホンレコ!】10冊目『1分で話せ』

mediba社員が実際に本を読んで得た“学び・気づき・感動”を、自分と同じく求めているであろう方たちへお届け。本のレコメンド、略して『ホンレコ!』。 

10冊目のレコメンダーは、新卒入社1年目の金沢。大学時代にラグビーで鍛えた持ち前の精神力で、広告ビジネスのプロダクトオーナーとして日々奮闘しています。そんな彼が選んだ本は、効果的に要点を話す技術が詰まったビジネス本。これを読むことで金沢がどんな学びを得て、どう実践していくのか。成長の一端をご覧ください。 


本日のおすすめ図書

『1分で話せ』
(著)伊藤羊一
SBクリエイティブ

こんなあなたに

  •  話すことに自信がない

  • 新卒社員

  • 人前で話す機会がある

レコメンダー
広告ビジネス 金沢

どんな本?

ソフトバンクアカデミアに所属し、孫正義氏にプレゼンをし続け、国内CEOコースで年間一位の成績を修めた伊藤羊一さん。そんな著者が、長い時間をかけて得たスキルを記した本になります。伝えるための「根本」がわかり、話すことに自信がなくても、読み終えたころには実践が待ち遠しくなる。そんな一冊です。

ここがポイント!

人は、相手の話の80%は聞いていない

人前に立ち、真摯に説明をすれば、それだけで皆が話を聞いてくれると思っていました。……しかし、冒頭の筆者の言葉で、それが間違いだったことに気づかされます。 
思い返せば、自分が興味のないドラマを語る友人の話も、壇上で熱心に語る校長先生の朝礼も、前のめりで「うんうん」と頷きながら聞いた覚えはありません。自分のしてきたことに恥ずかしさを覚えつつも、人がどれほど話を聞いていないか、ということをこの言葉で痛感させられました。

1分で話せ

自分のように、興味のない話をほとんど聞いていない人に対し、どう伝えれば、動いてもらうことができるのか。その答えはタイトルにもある通り“1分で話す“ことでした。ダラダラと長話をされるより、スッキリ簡潔にまとまった1分間の話のほうが、聞いていて理解しやすいですよね。本書にはそんな1分で話すためのポイントがまとめられており、話すことが苦手な私には、どれも参考になる内容でした。また、具体例も多く提示されているので、いろいろなシーンにあてはめて実践に移すことができるようになります。

結論がある話をする

本書の中で特に役に立ったのが、「話のピラミッド」を作るということです。結論を一番上に、根拠をその下に並べる。そしてその下に事実を置く、というふうに話を構成すると人に伝わりやすくなるとわかりました。以前までの私は、このピラミッドの結論部分が抜けていたため、話しているうちに「あれ……何が言いたかったんだっけ」となってしまうことがありました。今は頭の中にピラミッドを立てて、ロジカルに話をすることを心がけています。

まとめ

私が入社してから4カ月が経ちますが、コロナの影響で実際に出社したことは、まだ数えるほどしかありません。配属先でも、直接顔を合わせたことのない上司もいるほどです。このようなテレワーク環境のなかで、相手の姿をきちんと見ることができないからこそ、“伝える力“を鍛えることは自分の大きな糧になったと感じています。実際に、本書から学んだことを意識して使ってみると、自分でもわかるくらいに話が簡潔になり、周囲からも「話し方が変わってわかりやすくなった」と褒めてもらうこともありました。 
話を伝え、人に動いてもらうための攻略本、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。

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