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「ありがとう」から始まるコミュニケーション ~ピアボーナスがmedibaに与えたもの~

medibaでCREPOがスタートしました!


編集部の原田です。

2018年8月1日よりmedibaでは新たな社内制度としてCREPOがスタートしました。制度名は、medibaが表明しているCREDOとPOINTを組み合わせた造語ですが、これは社員同士で、日頃の感謝を給与に反映するボーナスとして送り合うことができるシステムです。

一般的には「ピアボーナス」と呼ばれていて、多くの企業が取り入れ始めた制度として徐々に注目度を高めています。

ピアボーナスとは?

そもそも「ピアボーナス」ってどんな制度なのでしょう?

ピア【peer】とは、同僚、仲間、友人という意味。WEB業界ではよく耳にする通信方式のP2P(Peer to Peer)も「ピア」を使った用語です。

そしてボーナス【bonus】とは言わずと知れた賞与、特別手当のこと。

つまり、ピアボーナスとは「従業員同士で贈り合える報酬」のことなのです!

Googleが社員を評価する仕組みの一つとして採用していることから有名になりましたが、ピアボーナスを実現するFringe81株式会社のサービス「Unipos」を中心に日本国内でも採用事例が急増しています。medibaのCREPOも、この「Unipos」によるものです。
Unipos公式サイト  

どうやって使うの?

medibaでも「CREPO」と名付けたピアボーナスを、以下のようなルールで開始しました。

  • 従業員すべてに1週間につき400ポイントが付与される

  • 従業員はその400ポイントをコメントと一緒に自由にほかの従業員に送ることができる

  • 1ポイントは3円に換算され、当月の取得ポイントが翌月の給与に反映される

  • 送るコメントとポイントは従業員すべてが見られるオープンな場で行われる

  • 投稿されたすべてのコメントには他の従業員が拍手(1拍手=各人に1P)できる

また、どんなときに送るのかについては、⽇々の業務の中で「medibaが掲げるCREDOのValueに沿った⾏動に感謝したとき」にCREPOを送りましょう、としています。  

ピアボーナスを使ってみて

スタートして約2ヵ月、早速効果が現れてきたのでいくつかご紹介します。

1.「ありがとう」でコミュニケーションの活性化

実際のやり取りから代表的なものを抜粋①

チームで動くことが少ない人や在宅勤務が多い人は、他のスタッフとの直接的な関わりはもちろん社内チャットツールを用いても交流の機会がどうしても少なくなってしまいます。が、そんな人たちも「ありがとう」というポジティブな言葉と一緒にポイントを送ることで、社内のコミュニケーションが少しずつ活発になってきているようです。

誰でも「ありがとう」と言われればうれしいものです。CREPOをきっかけに自然なコミュニケーションに変換していくことが大事ですよね。そしていまはその様子もうかがえるので良い変化が起きていると言っていいでしょう!

2.社内の動きを目で追えるようになった

実際のやり取りから代表的なものを抜粋②

現在medibaには431名(※2018年7月現在)のスタッフが在籍していますが、これだけの人数がいると、誰がどのような業務をしているか、なかなか把握ができないものです。「あの人、よくすれ違うけど何やっている人なのかな?」「あのプロジェクトには誰が関わっているのだろう?」などなど……。

なかなかその人の動きやプロジェクト内部の動きは見えづらいものですが、CREPO内のやり取りはすべての人が見られて、その内容も業務に関するものが多いので、「この人はこんな仕事も」してたのか、ということを知るきっかけになるという声があがっています。

代表取締役の江幡にも実際に使ってみた感想を聞いてみました。

「本当にちょっとした事でも『感謝』という前向きなコミュニケーションができることって素晴らしいと思います。導入してからは1日1回、『今日は嬉しい事があったかな』と考えるようになりましたし、なによりも従業員みんなのCREPO投稿を見るのが楽しいんですよ。

会社の中でもこんなにいっぱいのCREPOイオンが発生しているんだなぁ。一人じゃできなくても、チームとしてやり遂げられる事がたくさんあるって確信しました」

運用開始から約2カ月経ち、いくつかの課題も見え始めてきました。それでも、ひとつずつ課題をクリアしていき、社内のスタッフにHAPPYを、そしてその先にいるすべての人にもHAPPYを届けられるようCREPOを育てていきます。


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