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『au Webポータル』編集メンバー監修 〜2019年をニュースで振り返る〜

今年も残すところあとわずか。皆さんにとって2019年はどんな年でしたでしょうか? 大きなニュースは改元でしたね。実際に新元号の「令和」を聞いたときに「平成」の終わりを感じて寂しい気持ちになったのではないでしょうか。

もちろん、改元以外にもビッグニュースがたくさんありました。今年は『au Webポータル』の編集メンバーにも協力してもらい、2019年のさまざまなニュースを振り返ってみたいと思います。年越し前にちょっと立ち止まって、今年1年の出来事に思いを馳せてみましょう。


1月

レスリング女子 吉田沙保里さんが引退を発表
五輪3連覇など多くの記録を打ち立てた偉大な選手でした。ニックネーム「霊長類最強の女」も、「霊長類最強の男」と呼ばれた男子選手の記録を破ったところからなのだそう。 (1月10日)

横綱 稀勢の里が引退会見「一片の悔いもない」
貴乃花引退で途絶えた日本出身横綱が14年ぶりに誕生するも、昇進後は怪我に泣かされ休場も目立つなかでの引退会見でした。現在は荒磯親方として後進の育成に励みます。(1月16日)

嵐が2020年末でのグループ活動休止を発表
リーダー大野の意思を尊重する形での決断となりましたが、発表以降もYou TubeやSNSの解禁や祝賀式典での歌唱など、「その日」まで走り続ける姿を見せてくれそうですね。(1月27日)

2月

俳優の新井浩文容疑者が強制性交罪容疑で逮捕
主演映画「善悪の屑(くず)」が公開中止になるなど、出演作品にも大きな影響がありました。その後、12月2日に懲役5年の実刑判決を受けましたが、即日控訴しています。(2月1日)

リオ五輪代表 競泳の池江璃花子が急性白血病を公表
前月に体調不良の緊急帰国が報じられたばかりでした。休養中も公式サイトやSNSを通じてメッセージを発信し、12月17日には退院を報告。パリ五輪出場を目指すとしています。(2月12日)

トランプ大統領と金正恩総書記がハノイで会談
北朝鮮とアメリカの首脳による2度目の会談は、アメリカ側からの非核化要求と北朝鮮側からの経済制裁解除要求に折り合いがつかず、以降は決裂状態が続いています。(2月27〜28日)

3月

日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が保釈
前年11月の逮捕から108日目の保釈。10億円を納付し、身柄拘束を解かれました。マスクに帽子、作業着を着用した姿で拘置所をあとにするゴーン被告が印象的でした。(3月6日)

ピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕
近年は俳優業も多かったため、影響は映像作品やゲームにまで及びました。音楽活動をともにする石野卓球さんによる、逮捕や保釈のたびのツイートも注目を集めました。(3月12日)

イチローが引退「後悔などあろうはずがない」
平成のスーパースターがついに……! 数々の記録を打ち立て、多くのファンに愛されたイチロー。引退記者会見での「後悔などあろうはずがない」という言葉は胸に響きました。(3月21日)

4月

248番目の新元号は「令和」 菅官房長官が発表
国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の専門家が考案した候補名から絞り込まれました。出典元である万葉集の書籍に売れ切りが相次ぐなど「令和」フィーバーが巻き起こりました。(4月1日)

ノートルダム大聖堂で火災 尖塔が焼け落ちる
年間1200万人が訪れる、パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生し、屋根の尖塔が崩れる被害などがありました。なお、原因は特定できないまま捜査が終了しています。(4月15日)

東池袋で87歳運転の自動車が暴走死傷事故
2人が死亡し10人が負傷と、事故の規模も大きなものでした。高齢者の安全運転に関心が高まり、運転免許の返納に関する議論も活発になりました。(4月19日)

5月

徳仁天皇が第126代天皇に即位 令和時代始まる
新陛下は皇居で「即位後朝見の儀」に臨み、最初のお言葉を述べました。令和初日となる5月1日に合わせた入籍ラッシュが巻き起こるなど、日本中が新時代の到来に沸きました。(5月1日)

巨人の上原が引退「もうちょっとやりたかった」
巨人復帰2年目。再起をかけ2軍で奮闘するも復調ならず、異例のシーズン途中での引退表明となりました。「雑草魂」を貫き通した男の涙に、胸打たれた人も多かったのでは。(5月20日)

KAT-TUN元メンバー・田口淳之介らが逮捕
同じく逮捕された内縁の妻との同居マンションへの家宅捜索で、乾燥大麻や吸引用の器具などが見つかっての現行犯逮捕でした。保釈後の土下座謝罪も話題になりました。(5月22日)

6月

蒼井優さんと“南キャン”山里亮太さんが結婚会見
交際期間2カ月のスピード婚でしたが、キューピッド役は映画『フラガール』で共演した山里さんの相方“しずちゃん”だったそう。幸せそうなおふたりの表情が印象的でしたね。(6月5日)

八村塁がNBAドラフト一巡目で9位指名の快挙
過去、NBAでプレーした日本人は2名だけ。ドラフト指名でのNBA入りはありません。狭き門を突破したNBAルーキーは、早くも新人王を狙える活躍を見せています。(6月20日)

G20大阪サミット開催 環境問題など討議
各国首脳が貿易や環境など世界経済の課題で協調策を探るG20が今年は大阪市で開催。2050年までに廃プラ流出ゼロを目指す項目などを盛り込んだ首脳宣言が採択されました。(6月28〜29日)

7月

京都アニメーションが放火被害 死傷者も多数
侵入した男による爆発火災で、同社第1スタジオが全焼するなどの被害を受けました。36人死亡、33人負傷は、放火による被害としては平成以降最悪のものとなります。(7月18日)

ボリス・ジョンソン氏がイギリス首相に就任
「合意なき離脱」を公言し、「イギリスのトランプ」とも言われるボリス氏が首相に。12月には英議会下院でも審議が可決され20年1月末でのEU離脱は決定的となっています。(7月24日)

無敗三冠馬ディープインパクトが死ぬ
史上2頭目の無敗三冠馬の生涯戦績は14戦12勝。その走りを「空を飛ぶような」と称した主戦騎手の武豊氏は「ボクにとって、本当に特別な馬」と惜別のコメントを寄せました。(7月30日)

8月

渋野日向子が全英女子OP優勝 日本勢42年ぶり
プロ転向からわずか1年でのメジャー大会優勝でした。プレー中の笑顔も注目され、ニックネームは「スマイルシンデレラ」。帰国後の国内戦でも2勝を飾り、実力を示しています。(8月4日)

小泉進次郎氏と滝川クリステルさんが結婚発表
安倍晋三首相に首相官邸で報告後、記者団へ説明を行いました。そこでは「政治家小泉進次郎」から「人間小泉進次郎」にさせてくれる存在と、進次郎氏らしい言い回しも。(8月7日)

常磐道であおり運転事件 男を傷害容疑で逮捕
9月にはあおり運転では初となる強要容疑で再逮捕されています。また、社会問題化した背景を受け、12月には警察庁からあおり運転厳罰化の方向への検討が発表されました。(8月10日)

9月

「台風15号」関東で猛威 千葉県では大規模停電も
関東地方はJR東日本の計画運休など公共交通機関の大幅な乱れのほか、とくに千葉県は大規模な停電が長期に渡って改善されないなど、ライフラインにも甚大な被害を被りました。(9月9日)

ラグビーW杯が日本で開催 快進撃に熱狂
アジアでは初となるラグビーワールドカップが日本で開幕。いくつもの激闘を制し、初の決勝トーナメント進出を成し遂げる日本の勇姿に釘付けになった人も多いのでは。(9月20日)

16歳の環境活動家グレタさんが国連で演説
国連気候行動サミット出席のため、イギリスからアメリカまで炭素排出ゼロのヨットで移動したことが話題に。サミットでは涙を浮かべながら大人たちへの怒りを訴えました。(9月25日)

10月

ついに10% 5年半ぶりの消費税引き上げ
5年半ぶり3度目の消費増税。一部商品に適用される軽減税率のわかりにくさが混乱を招く場面もあったようです。キャッシュレス決済のポイント還元など上手に活用したいですね。(10月1日)

吉野彰氏が日本人8人目のノーベル化学賞の栄誉
リチウムイオン電池を開発した吉野氏を含む3人が受賞。携帯電話から電気自動車まで広く使われる同電池は、クリーンなエネルギーの普及に貢献したとして評価されました。(10月9日)

過去最強クラスの台風19号が上陸し猛威振るう
台風の接近・通過に伴い、大規模な河川氾濫や土砂災害、停電や高潮などの被害に見舞われました。九州から東北にかけ、広い範囲で死傷者が発生。災害対策の見直しを迫られました。(10月12日)

沖縄の首里城で火災が発生し、複数の建物が全焼
世界遺産にも指定されている首里城で火災。 “沖縄の象徴”の焼失に、沖縄のみならず国内に衝撃が広がりました。再建のために10億円を超える寄付金が寄せられています。(10月31日)

11月

東京五輪のマラソンと競歩が札幌開催に決定
開幕まで1年を切った段階での異例の開催地変更となりました。五輪のマラソンが、開催都市以外で実施されるのは史上初。チケットや沿道警備などの課題で混乱を招きました。(11月1日)

井上尚弥がWBSSバンタム級制覇
数々のビッグマッチを制してきた世界的レジェンド、ドネアとの決戦は、歴史的死闘の末、井上尚弥の判定勝ちに。また、これで井上は日本人初の2団体同時防衛成功となりました。(11月7日)

女優の沢尻エリカが麻薬取締法違反容疑で逮捕
合成麻薬のMDMAを所持していたとして逮捕。女優として再び注目を集めていた矢先の出来事でした。出演予定だったNHK大河ドラマは代役を立てて撮り直しとなりました。(11月16日)

12月

2019年流行語大賞に「ワンチーム」が選出
ラグビー日本代表のスローガンが流行語大賞に。日本のW杯史上初8強入りの快挙に、全国が沸きましたね。試合前の“ウォークライ”や北出選手の“北出丼”も話題になりました。(12月1日)

ロシアを主要なスポーツ国際大会から4年間排除
国家がらみのドーピング検体データ改ざんを巡る問題で、世界反ドーピング機関(WADA)が排除を決定。来年の東京五輪や2022年サッカーW杯にも参加できなくなりました。(12月9日)

「今年の漢字」は「令」 国民の思いも集約
今年の世相を表す漢字は、令和の「令」の字に。新元号というだけでなく、消費増税の法「令」改正、闇営業や薬物問題などの法「令」遵守違反、台風の避難勧告発「令」も理由でした。(12月12日)


以上、2019年のニュース振り返りでした。こうして見てみると、本当に毎月大きなニュースがありましたね。2020年は皆さまに届くようなニュースを、このmedibaからお届けするべく、全社一丸となってものづくりに取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いします。


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