見出し画像

新社長、medibaの全社員と“1on1”をやってみた

2022年4月に株式会社medibaの代表取締役社長に就任した新居。就任早々、ひとつのプロジェクトをスタートさせました。それは「medibaの全社員と1on1をする」というもの。東京オフィスに属する正社員は約240名(2022年5月※プロジェクトスタート時点)。この人数を対象に、就任間もない最も忙しいであろう時期に、3か月という短期間で1on1をした意図・背景とは。そして、実施してみてどうだったのか。それらを新居社長に直接聞いてきました!


お互いを知るには、直接話すのがベスト

――暑い中、インタビューのために出社いただきありがとうございます。

新居:いやいや、medibaは在宅勤務が推奨されていますが、私は週に何日かオフィス勤務をしているので大丈夫ですよ。出社すると社員が誰かしらいて、コミュニケーションが取れて良いんです。

――コミュニケーションといえば、今回お聞きする「全社員との社長1on1」ですが、まずはこのプロジェクトの背景からお聞かせ願えますでしょうか。

新居:プロジェクトというほど仰々しいものではないんですけどね。誰がどんな立場で何の課題を感じているのか、medibaの魅力や不満などを直接聞いて、自分が気づけていないところを見つけようと考えたことがきっかけ。そもそも私がKDDIで本部長だったころに、メンバーは1年に1回、マネージャーは1か月に1回など、定期的に実施していたので特別なことという思いもなかったですね。お互いを知るには、直接顔を見て話すのが一番良いですしね。

――以前も経験されていたとはいえ、medibaの東京オフィスにいる社員となると240名程度はいるので、かなり大変だったのでは?

新居:正直、大変でしたよ。1人30分と短い時間でしたが、3か月でやり切りたいと思っていましたので、1日6人のときもありましたね。ただ、大変でしたがとても有意義な時間でした。

――社員全員とお話してみていかがでしたか。

新居:事前に2つ、テーマをお知らせしていました。「ご自身のキャリアプランをどう考えていますか?」と「medibaの課題って何ですか?」だったんですが、いろいろなお話が聞けて大変興味深かったです。とくに2番目の会社の課題というのは、話しにくいのかなと思ったのですが、みなさん忌憚なく話をしてくれてうれしかった。

「人を育てる会社であってほしい」の声に応えたい

対面の場合は、マスクやクリアボードを利用してコロナ対策をしていました。

――1on1で印象に残ったお話を話せる範囲で、お聞きしたいのですが。

新居:最初なのであまり話してもらえないかなと思ったのですが、みなさん結構話してくれました。だから、印象に残っているのは?と聞かれると全部となっちゃうんですよね。でもしいて言うなら、中途入社の方のキャリアは特に興味深かったですね。ミュージシャンを辞めてデザインを猛勉強して入社したとか、海外を旅していたとか、クリエイティブセンターの人たちに多かったかな。組織には多様性があったほうが良いと考えているので、medibaのように様々なバックグランドを持った方たちがいるのは素晴らしいことだと思いましたね。

――会社の課題に対しては、どのような声がありましたか?

新居:働き方への要望が多かったかな。「出社したいなと思うけど、きっかけがない」というような声があって。medibaは、在宅勤務を推奨しているスタンスなので、出社も自由にしていいのだけど、業務以外の理由が何か必要なんだと思いましたね。なので今、エンプロイーエンゲージメント部が様々な企画で、オフラインのコミュニケーションが取れるようがんばってくれていますよ。

――出社して、ちょっと良いお弁当を食べようという福利厚生のことですね。他に印象に残った声はありましたか。

新居:あとは「人を育てる会社であってほしい」という声も強く印象に残りましたね。さっきも話しましたが、多様性のある会社は良いと思っています。だからこそ、それぞれの人に合わせたキャリアプランが考えられる組織にはしないといけないですし、その社員の声には応えないといけないと思っています。社員が育てば、会社も育っていくのは当たり前ですからね。ここではまだお話しできませんが、さまざまな部署といろいろ話していますよ。

これからも社員みんなの声を直接聞いていきたい

多くはオンラインでの1on1。それでも直接顔を見て話せることは良かったそう。

――1on1、今後も定期的にされる予定でしょうか。

新居:まだ決めていませんが、中途入社の方や沖縄のseasorizeのメンバーともやりたいとは思っていますね。今回の1on1で社員のみなさんからもらった声はできるだけ対応していきたい。会社や私の思いを届けるために、社内向けのメッセージ発信企画「Niori's voice」をスタートさせています。違ったカタチで、社員のみなさんと声を交わしたいとも思っています。たとえば、KDDIでよくやっているタウンミーティングを実施してもいいかなと。部署ごと、プロダクトごとに車座で意見交換するイメージですね。
今回の1on1で、心の距離が少しは近づいたと思うんです。だから、今度は直接話しかけたりDMを送ったり、気軽に声を聞かせてもらえればと思っています。


これからmedibaへご入社される方も、新居社長と直接話す機会があるかもしれません。筆者も1on1をさせてもらって実感したことですが、あまりの話しやすさにびっくりすると思います。なかなか他社にはない機会、ぜひ入社後の楽しみにしてもらえると嬉しいです。
新居社長、お忙しいところインタビューにご対応いただきありがとうございました!


最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの「スキ」がmediba+編集部の励みになります!

この記事が参加している募集

最後まで読んでいただきありがとうございます。 medibaに少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ採用ページもご覧ください!