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1年間働いてみてどうだった?今の想いを語る22卒座談会

お久しぶりです、22卒編集部員の馬場です。
入社してからあっという間に1年が経ち、4月には23卒の新入社員が入社してきました。

※入社直後の22卒メンバーに関する記事はこちら

新人から先輩になる今、すべきことはなんだろう……と考えて思いついたのがこの1年間を振り返ること。気づいたことや理解したことなど、実体験から得た学びを同期と共有し合いたい!ということで、開催しました「22卒座談会」。

今回参加したのは、22卒のメンバー計7名。筆者はインタビュアーとして参加しました。

入社後1か月間は毎日同じ研修を受けた仲間たち。その経験からか、久々の再会にも関わらず集まった瞬間から和やかな雰囲気に。座談会開始後は各々が自身の考えを共有し始めました。

――さっそくだけど、1年間働いてみてどうだった?

前田:研修で学んだことを活かす機会が多くて嬉しかったな。入社直後から色々な研修を受けたけど、なかでも5月から9月までの「UX・UI研修」は、業務外のUIのことも学べて、とても良い経験をさせてもらった。

森:medibaの社員は口をそろえて言うんだけど、本当に働きやすい。特に1年目は定時ぴったりに退勤できていて、残業することはほとんどなかった。今年からは裁量労働制で働いているけど、自分に合ったペースで働くことができていてすごく満足してる。

柿本:働き方で言うと、自分のタイミングで有給休暇を使えるのが嬉しい。組織体制がしっかりしている証拠だと思う。仕事面の感想は1年通して楽しくて、もともとプログラミングが好きだから、得意なことを活かせてるなって感じる。

吉澤:柿本くんと同じく、楽しく仕事できてるよ。やっぱり好きなことを仕事にできるっていうのはいいね。プログラミングスキルも上がった。

門脇:優しい先輩が多いなって思う。ミーティングで自分の意見を発信したら「1年目が声出してえらい!」って褒めてくれたくらい。medibaは新卒に対してのフォローが手厚い。

松本:自分の未熟さを実感した1年だった。先輩の仕事ぶりを見てまだまだ成長不足だなって感じてる。もっと頑張らないと!

――入社して一番嬉しかったことって?

松本:自分で制作したものが人目に触れて、リアクションをもらえたときかな。オフィスのエントランスに飾るウェルカムポスターを制作したときは、社内チャットツールでたくさんの人が反応してくれて……あれは嬉しかった。

前田:リアクションで言えば、チームメンバーから「ありがとう」とか「助かった」みたいに、感謝の言葉をいただいたとき。チームの役に立てていると感じられて、その度にもっとチームのために頑張ろうってモチベーションが上がる。

門脇:前田くんと似てるけど、上長から良いフィードバックをいただけたとき。自分では気づけなかった成長を実感することができるし、認めてもらえたって思うと嬉しくて。

森:プロダクトに爪痕を残せたときかな。自分の提案したアイデアが通ると、自分の存在価値を発揮できた!って嬉しくなる。2年目から給与が上がったのも、自分の存在価値を発揮することができた結果だと思ってるよ。

吉澤:自分の努力がしっかりと評価されていること。Value評価※では自分が頑張った部分が褒められていて、先輩や上長は見てくれているんだと実感した。ちなみに、改善すべき点も的確に書かれていて驚いた(笑).

※mediba社員が発揮する要素「All for User/Just Create/Ownership/Be Beautiful」を軸に、社員同士で行う評価制度のこと

柿本:自分が理想とするチームに入れたこと。以前上長に希望する異動先の条件を伝えたんだけど、その希望が反映されていて嬉しかった。新人の意見も汲みとってくれるのはすごいね。

――じゃあ逆に、入社して大変だったことは?

前田:オンラインの働き方だね。右も左も分からなかったからどうやって仕事を進めていいのか、なにから進めていいのかまったくわからなくて。先輩に何回も相談して徐々に理解していったけど、なかなか苦戦した。

門脇:私はmedibaの親会社であるKDDIとのコミュニケーション。なかでもテキストは誤って伝わってしまうことが多いから、言葉選びには慎重になる必要があって。少し前までは、メールを返信する度に先輩に確認してもらっていたよ。

吉澤:門脇さんと同じくコミュニケーションは苦戦した。というか、今も苦戦しているんだけどね。僕は説明力が低いから正しく情報を伝えることが苦手……。

森:みんなと一緒でコミュニケーションだけど、知識不足で困ることが多かった。なかでもエンジニアは専門用語が多いから大変で。新人あるあるかもしれないけれど、質問していいことなのか、自分で考えるべきことなのかの区別ができなかった。

柿本:合間を縫って質問すること。先輩はいつも忙しそうだから質問するたびに申し訳なく感じたな。もちろん、先輩は優しく教えてくれるんだけど。

松本:人前で発表することかな。「もしかしたら間違えているかも」と思って緊張しちゃうことが多かった。あと、下期から配属されたチームメンバーが優秀な方々ばっかりで、自分の役割を見つけることにも苦労したなあ。

――「成長したな」って思っていることはある?

門脇: 「大変だったこと」と同じくコミュニケーション。入社直後は会話をすることで精一杯だったけど、先輩のご指導のおかげで最近は相手に納得してもらえる会話をできるようになったかな。例えば、こちらが依頼者なら依頼した理由を事前に伝えておいたり、相手が求めるだろう情報は事前に準備しておいたり……色々工夫しているよ。

前田:門脇さんと被るけど、自分の考えや意図をうまく伝えられるようになった。テキストで伝わらないときはイラストを使うとか。

森:話し方が成長した。論点がズレないよう企画意図を事前に説明したり、結論から話すことを心がけたり。業務上、複数の方々と話す機会が多いから成長したんだと思う。自分でも実感するよ。

松本:言われたことだけじゃなくて、+αができるようになったこと。「後々使うだろうから、事前にファイルを作っておこう」とか「議事メモを取っておこう」とか、チームメンバーに対して気を利かせられるようになった。

吉澤:シンプルだけど、主な業務であるプログラミングのスキルが向上したこと。最近では先輩から「すごいじゃん」と言われることも増えてきているかな。その理由としては、自身のモチベーションアップのために休日に趣味で勉強していたからだと思う。

柿本:吉澤君と同じく、プログラミングのスキル。趣味として休日にプログラミングコードを書いたり、業務中には先輩の書いたプログラミングコードを見るように心がけたりと、常に学ぶ意識を忘れないようにしているよ。

――入社当時を振り返ってどう思う?

森:頑張っていたというより、頑張りすぎていたと思う。すべての業務で100点を出そうとしていたけど、今思えば適度に力を抜くことも大切だった。力を入れるポイント、力を抜くべきポイントを切り分けることは大切。

吉澤:僕も頑張っていたな。今と比較すればできることは少なかったけど、できる範囲で精一杯やっていた。プログラミングはやればやるほど結果が出るし、比例してモチベーションも上がる。今の僕があるのも入社当時の自分が頑張っていたからだと思う。

柿本:はじめにも話したけど、エンジニアは趣味と仕事の境界線が薄いからね。僕も入社当時から頑張っていたけど、結果が出ている分、今の方が楽しいね。

松本:後悔ではないけど、もっと色々な方々と仲良くなっていればよかったと思う。業務では部署外の方々と関わる機会も多いから、事前に関係値があったほうが仕事も進めやすかっただろうなって。

前田:今になって思うと頼れる人を作っておけばよかった。先輩、同期、社外と誰でもいいけど、どんなことでも相談できる人。入社当時は右も左も分からなくて心細かったから。

門脇:私は少し違うけど、入社後研修で仕事の基礎について学べたことが今に役立っていると思う。特に入社後研修のテーマチャレンジ※は、medibaの土台ともいえるものづくりの過程を学ぶことができて会社理解に繋がったよ。

※テーマチャレンジ:medibaのものづくりを学ぶための新卒研修の一環。

――2年目になった今の目標、チャレンジしたいことはある?

吉澤:プログラミング業務に活かせる資格を2つ取りたいな。あと今年からはアウトプットにも力を入れていきたい。平日休日関係なくインプットに励んでいるから、せっかくならその努力を目に見える形として残したい。評価されるためにも大事だと思うし。

森:人に好かれたい。松本さんも言っていたけど、仕事を円滑に進めるためには仕事以外の交流も必要になると思う。だからこそ、社内サークルや飲み会などの交流できる機会を活用して社内外問わずどんどん顔を広げていきたい。あと、2年目の先輩として後輩に頼られる存在になるためにも、知識を広げていきたい。例えばエンジニアの専門用語とか。

門脇:先輩の負担を軽減したい。大変な業務、難しい業務は先輩に任せきりになっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいだから。それを実現させるためにも、持てる責任の幅を広げていきたいと思っている。

松本:門脇さんと同じなんだけど、責任ある仕事を任せてもらいたい。今は先輩の下で業務を進めることがほとんどだけど、今年は自分がリードできるように。

柿本:プロダクトの理解を深めたいね。上長からのフィードバックでも言われたんだけど、プログラミングコードに注力するあまりプロダクトに目を向けられていないことが多くて。2年目にもなるとプロダクトリーダーの道も見えてくるから、今後の可能性を広げるためにも頑張りたい。

前田:UXデザイナーとして信頼される人になりたい。UXデザイナーって業務上0から1を生み出すことが少ないから、プロジェクトの中心になることが少ないんだよね。だからこそ、UXデザイナーの必要性をよりアピールできるよう、提案と改善を通じて声を上げていきたい。

――最後に、後輩たちにアドバイスを

柿本:仕事はトライアンドエラーを繰り返すことが大事。たくさん挑戦と失敗を繰り返してほしい。真面目に取り組んでいる限り1年目はどんな失敗でも許されるから、その機会を活かしたほうがいい。入社直後は何事も控えめになりがちだから、少し強気に出るくらいがちょうどいいかも。

門脇:柿本くんと似ているけど、1年目はたくさん失敗したほうがいいと思う。議事メモとかファシリテーションとかの基本の業務は最初に身に着けておかないと、あとで苦労するかもしれないから……(笑)。たくさん場数を踏もう!

松本:疑問は溜め込まないで、すぐ先輩に相談して解決しよう。1年目は何を質問しても怒られないし、むしろ新しいアイデアを生み出すきっかけになることもある。だから、どんどん聞いていこう。

吉澤:はじめのうちは先輩の話によく耳を傾けること。先輩はたくさんの経験を積み重ねてるから、どんな意見や指示にも意味がある。自分の意見を伝えることも大事だけど、まずは先輩の言っていることの意図をしっかり汲み取れるように。

前田:業務で関わりがない人とも積極的に交流したほうがいい。他部署でも社外でも。色々な人とコミュニケーションを取ることで自己理解を深めることができるし、視野を広げることだってできる。視野は意識しないと狭くなるから、仕事をするときは思い出して。

森:先輩にはどんどん話しかけていこう。僕自身、入社直後は「話しかけていいのかな……」と臆病になっていたけど、いざ先輩になってみると、後輩から話しかけられることは純粋に嬉しいって気づいた。先輩は君たちの連絡を待っているから、余計な心配をしないでどんどん声をかけてみて。

すべてが新しい経験だった1年間。22新卒メンバー全員が、身をもって実感した学びを話してくれました。

今回の座談会を通じて、入社当時を知っている方々には私たちの成長した姿をお見せできた思います。また、今年度入社を迎えた方々や現在学生の方々にとっては、覚えておきたい学びがあったのではないでしょうか。

これを機に、medibaにも興味を持ってもらえたら嬉しいです。


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