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カイゼン・ジャーニー著者 市谷聡啓氏 による講演会を実施しました

こんにちは。広報の初鹿野です。

「カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、『越境』するチームをつくるまで」の著者である、ギルドワークス株式会社 代表取締役 市谷聡啓氏をお迎えし、社内講演会を開催しました。

想定よりもはるかに多くの聴衆が集まった会場は満員御礼。 エンジニアだけでなくディレクターやデザイナーなど、さまざまな職種のメンバーが集まりました。

本会の司会を務めたのは弊社エンジニアの森竹。 以前からアジャイルという開発モデルに興味をもっていた彼は、さまざまな講演会などに足を運び、その第一線にいた市谷氏のことを知りました。

そして、市谷氏の著書に感動し、とうとう面識のない市谷氏をFacebookで探し当て、連絡を取ったことがきっかけで本会が開催する運びとなりました。

左から市谷氏、森竹

本会は、以下3部構成で進められました。

  • 第1部 チームがアジャイルであること

  • 第2部 チームが1⼈の⼈間であること

  • 第3部 ⼀⼈ひとりが越境すること 


第1部 チームがアジャイルであること

はじめに、“アジャイル”の概念とアジャイル開発についてのお話。

“アジャイル開発”という実体があるわけではない。 実体としては「XP」「スクラム」などがあり、 先⼈の肩越しに、⾃分たちの開発を変化に適応 できるようになることが「アジャイルである」こと。 ⾃分たちの意思と、その実現のための開発が 限りなく⼀致していくこと!

アジャイルな開発は、開発自体の一巡が早く、関係者の認識をそろえつつ進行していくため、プロダクトやチームの問題に早く気付けるほか、サンクコストの削減や開発チームのリズムの調整などが可能とのこと。 常に最初から同じメンバーで活動していることで、チームとしての学習効果にも期待できるそうです。

 

第2部 チームが一⼈の⼈間であること

ここでは、チームが“一人の人間”になることが「理想的なチーム」であるとのお話がありました。

※講演資料から抜粋①
※講演資料から抜粋②

チームを“一人の人間”として⾒ることで、全体の設計やボトルネックの解決に生かし、追うべき指標を明確にすることができるとのこと。

さらに、チームの成長を確認しながら方針の見直しを行っていき、「われわれは何者なのか?」と、常にチームのあり方を模索していくことが大切であるとおっしゃっていました。

人間のように、チームも「成長」していくということを忘れてはいけませんね。  

第3部 ⼀⼈ひとりが越境すること

第3部は「越境」についてです。この考え方は、medibaがCREDOとして掲げるOwnershipに通じるものでした。

市谷氏は、自分の役割や職種の垣根を越えて、目的を達成するためだけに進んでいくことの重要性を説いていました。

わたしは、エンジニアでもなくサービスにも携わっていません。ですが、広報の枠を越えてユーザーのためにできることはないのか……。

「越境」という一つの軸で、自らの考えを問うきっかけになりました。

越境によって得られるものは⼤きい。
上⼿くいかなくて当然。
だからこそ、 失うものより、得るものの⽅が⼤きい。
越境に伴う、まだ誰も⼿にしていない経験。
経験とは、⾏動を起こした⼈への唯⼀の報酬。

誰しも、何か新しいことを始めようと思っても、「難しそうだ…」、「うまくいかなったらどうしよう…」などといったしがらみから、一歩踏み出せないことがあると思います。そんな時、市谷氏の言葉を思い出してみてください。

本気で、心の底から自分を信じることができるかどうか、やり続けられるかどうかで見える風景が変わるはずです。

市谷氏は最後に、
「活動を始めることはたいてい一人のことが多い。そんなボッチの人に一歩踏み出す勇気をもってほしい、心意気を示してほしい。」
と会場の皆さんへエールを送りました。  

medibaは変革期を迎え、いままさに「越境」していくことが求められてきています。 弊社のビジョンである「Life Innovation Company」に近づくため、いかに一人ひとりが一歩を踏み出せるか……。 今後も、心豊かに暮らせる社会の実現に取り組んでいきます。


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