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PDCAはもう古い?これからの時代はSTDLサイクル

2019年1月8日2021年4月13日

mediba CXOの岡です。「社員の成長イメージを可視化するジャーニーマップを作ってみた」「CXOのお仕事 〜ユーザー中心カルチャーの作り方〜」という記事に続いての執筆となります。

さて皆さん、突然ですが「PDCAサイクル回していますかー!」

日本人は「PDCAクルクル教」だと言われるくらいPDCA信仰が強く、改善が大好きであると言われています。

皆さんご存じ「計画して(Plan)-実行して(Do)-評価して(Check)-改善する(Action)」という、一見良さそうなこのサイクルになぜ私が問題提起をするのか。まずはそこから話していきましょう。

不確実性の時代

私たちが生きている「いま」は、不確実性の時代だと言われています。皆さんも感じているところが多々あるかもしれませんが、とにかく変化が激しく、かつ課題は複雑化しており、そう簡単に解くことができなくなってしまっているのです。

その状況化において従来のPDCAを回そうとすると、ただの計画で終わってしまうことも多くないでしょうか。加味すべき要素が多すぎて、すべてを計画していくこと自体が難しくなってきたのです。

また、大きな計画を立てたとしても、刻一刻と状況は変わっていきます。状況の変化を察知していち早く計画(Plan)自体を変えていく。そんな対応が重要になってくるのです。

STDLって?

そんな状況だからこそ実行していきたいのがSTDLサイクルです。

See = 観察する

Think = 考える

Do = 実行・実験する

Learn = 学ぶ

それぞれの頭文字をとってSTDLとしています。つぎはこの1つ1つのプロセスについて説明していきましょう。

See – 観察する

まずはそこで起こっている事をしっかりと観察し、分析していくことがスタートになります。変化の時代において、いま起こっていることを的確に捉えることがなによりも大事なのです。medibaでは、その多くをユーザー観察する事から始めます。

ここでは何が起こっているか?(What)、なぜそれが起こっているのか?(Why)をチームで観察しながら共通認識を持つ事を目指しましょう。

変化は絶えず起こっているので、どのプロセスにいても変化を捉える「See」が原点になり、小さくサイクルを回していく必要があります。

Think – 考える

ここではチームでよく考え、先ほど観察した状況から得た本質的な原因に対して、何を実行していくのかを検討します。

このプロセスで大事なのが、一つ前のプロセス Seeでチーム全員が観察している事です。考える上の前提となる情報がそろっていることはThinkプロセスでは非常に重要になります。多様な意見を出し受け入れながら、この状況に対して取るべき打ち手を考えていく。

最終的にその中で最も良い手を打っていくことになります。

Do – 実行する・実験する

このプロセスはPDCAにもある実行のプロセスですが、あえて「実行する・実験する」と書かせてもらっています。

不確実性の高い時代において、明確に答えが出る打ち手は多くありません。プロセスとしてはより実験的に、スピーディーに実行していくことが重要です。

完璧さを求めていくよりも、繰り返し小さく「実験」して、その結果を学んでいくのです。

実験なので多くのケースがうまくいかないのですが、それ自体が次のLearn(学び)につながります。

Learn – 学ぶ

実験をしたら、チームとしてその結果を学びます。成功しても、失敗しても何がうまくいって、いかなかったのか。その原因はどこにあるのか。この学びがあるから、次のサイクルの時に同じ過ちを繰り返さないのです。

しっかりと実験結果を振り返り、チーム・組織として知識を蓄えていくことで前に進んでいきましょう。

STDLを実行する上でのポイント

「よし、明日からSTDLだ!」と飛びつく前にちょっと待ってください。STDLにも弱点はあります。それはPDCAと逆説的ではありますが、「見通しが立っていないこと」です。

STDLの場合、最初に計画はある程度するものの、変化に対してその都度適応していくので、長期の計画が見えにくくなることは理解しておきましょう。

そしてこのサイクルを回す中で、忘れてはいけないいくつかの重要なポイントがあります。

1.わからないことをわかっている

禅問答のようですが、Seeで状況を観察した結果、観察してもわからないことはあります。その自分がわからないことを知っていることで、実験で何を明らかにしていくべきかという仮説と計画を立てることができます。もしもわからないものに対してわかったふりをしてしまうと、このサイクルは成立しなくなってしまいます。

2.許容可能な損失について決めておく

実験は失敗することがあります。…というか、むしろ失敗の方が多いでしょう。ところが失敗前提で小さなサイクルを回していると、その失敗がどれくらい大きな失敗かわからなくなってきます。先に許容可能な損失を決めておくことで、リスクをコントロールする必要があります。

最後に

いかがでしたでしょうか?

最後にもう一度。

変化の激しい時代の中では、従来型PDCAサイクルの場合に計画が計画のまま終わってしまうこともあります。今回はそれに変わるサイクルを紹介させていただきました。「最近なんかうまくいかないなあ」と思っている人にとっての改善のきっかけになれば幸いです。

※決してPDCAサイクルが使えないものになってしまった訳ではありません。あくまでツールはケースによって選ぶものであると言うだけです。

medibaでもこのサイクルをしっかりと回し、変化に強い会社を目指していきたいと思います。

Tags: ビジネス働き方考え方

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